今治市内から、しまなみ海道に入り、大島南インターを出ると山への入口が見えてくる。

 亀老山。標高は307メートル。古代、光り輝く黄金色の観音像を背負った大亀を、旅の風来僧が海岸の洞窟で発見。その観音像を持ち、七堂伽藍を建立して崇拝。山の名前の由来となった。

 亀老山展望公園からの眺望は素晴らしい。大島の南端にあり、瀬戸内海国立公園に指定されている。近未来的な設計の展望台からは、世界初3連つり橋・来島海峡大橋、日本三大急潮の来島海峡が一望できる。

 島をまたぐように華麗なアーチを描く来島海峡大橋、そして周囲の美景はまさに圧巻。絵画のようにさえ感じられる。瀬戸内屈指のパノラマだ。

 また山の中腹にある高龍寺には、南北朝時代の英雄で、現在まで語り継がれる伝説の名将・村上義弘公の墓が残っており、こちらに立ち寄るのも一興だ。