尻ポケットにスマホで「精子が死ぬ」という衝撃研究

尻ポケットにスマホで「精子が死ぬ」という衝撃研究

 昨年1年間で約44万人、日本の人口が減ったのをご存じだろうか。これは長崎市の人口を超えており、将来さらに拍車がかかることが確実だ。そんな少子高齢化に悩む日本にとって、心配な実験結果がある。身体にスマホを長時間あてていると“種なし”になってしまいかねないというのだ。

 医療関係者が言う。

「ラットにスマホから発信される電磁波を長時間あてると、精巣そのものにも損傷を受けることが分かったのです」

 この実験を行ったのは、中国海南省の人民病院や「中南大学」医学部の付属病院の研究者ら。中南大学は、中国の国家重点大学のひとつである。レポートは、アメリカの国立研究所においても紹介されているが、それによると、実験結果が報告されたのは8月31日のこと。研究者のチームはラットの陰嚢に毎日6時間、4Gスマホをあて、精巣の状態を調べたという。スマホは、電源を入れ10分の間隔を空けながら、1分間の通話を断続的に行うというものだ。

「50日間と、100日間あてた場合には、ラットの精巣には変化が見られませんでした。ところが、150日間、スマホを陰嚢にあてると、ラットの精子の“質”が低下しはじめ、さらには精巣にも損傷がみられたのです。つまり、“種なし”のようになってしまったということ」(同)

 もちろん、この実験はそのまま人間にもあてはまるとは限らない。だが、見渡してみれば、若者がスマホをお尻のポケットに突っこんでいるのはごく普通の光景だ。お尻と精巣は“目と鼻の先”である。

 これまでもスマホに依存し過ぎると物忘れが激しくなったり、意欲が低下する「スマホ脳」という現象は知られていた。だが、スマホの長時間使用からくる弊害は、すべてが解明されているわけではない。

 医学博士の中原英臣氏によると、

「一番の問題はスマホから発信される電磁波です。身体に悪影響を及ぼすことは様々な研究で明らかになってきている。また、WHOも青少年に対して長時間の使用をしないように注意を促すガイドラインを発表しています。今回の実験結果は、電磁波が生殖細胞に対しても影響を与えることを示している。もっとも電磁波は距離を置けば急に弱くなるので、スマホをしまっておく場所にさえ気を付ければ大丈夫だと思います」

 尻ポケットにスマホをしまうのを止めれば、少子化が全面解決するなんてことはないだろうけど。

「週刊新潮」2019年11月14日号 掲載


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