2011年8月に芸能界を引退した、元タレント・島田紳助さん(63)が出演した動画が13日、タレント・misono(35)のYouTubeチャンネル「misono ch」で公開された。misonoは紳助さんがMCをつとめていたフジテレビ系クイズバラエティー番組「クイズ!ヘキサゴンII」に出演していたことから、今回、紳助さんの出演が実現し、同番組に出演していた山田親太朗(33)も交え3人でトークが行われた。

 引退後初の映像出演となった紳助さん。トークのキレ味は相変わらずだったが、芸能界復帰については否定した。

 紳助さんは冗舌に語りながらも、「ヘキサゴンは芸能生活で一番幸せな番組。お前らには感謝しかない。今でも泣きそうになるねん」としんみり。

 さらに、他のヘキサゴンファミリーについて、「里田まいは幸せになったけど、スザンヌも離婚したし、フジモンも…。不幸率8割くらいやな。やぐっちゃん(矢口真里)もか」となんとも言えない表情を見せた。

 矢口が再婚したことを聞かされると、「ホンマに? テレビ見いひんから知らんのや」と驚いていたが、そもそも、「クイズ!ヘキサゴンII」とはどんな番組だったのか。

「02年7月から深夜帯に放送されていた『バッテンクイズ HEXAGON』を、03年4月にゴールデン帯に繰り上げて改題。それにともない、紳助さんが司会をつとめることになった。当初はガチのクイズ番組だったが、05年10月、『クイズ!ヘキサゴンII』に改題すると、回答者たちが珍回答を連発し、それを紳助さんがイジるという“おバカ路線”のスタイルを確立し徐々に視聴率がアップ。08年9月3日の放送で歴代最高となる平均視聴率23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、いつの間にか“おバカブーム”を巻き起こしたが、紳助さんが引退すると視聴率が低迷。11年9月にその歴史に幕を閉じた」(フジ関係者)

 当時の主なレギュラー陣は、番組から誕生した音楽ユニット「羞恥心」のメンバーとなったつるの剛士(44)、上地雄輔(40)、野久保直樹(38)、「Pabo」のメンバーとなった里田まい(35)、木下優樹菜(32)、スザンヌ(33)。さらには、お笑いコンビ・FUJIWARA、品川庄司らだったが、絶頂期といえたのが、番組歴代最高視聴率を記録した年にあたる08年の大晦日である。

 番組から誕生した2組のユニットが「羞恥心 with Pabo」として紅白に出場するや、歌手別視聴率1位となる47.8%を記録したが、そこからは徐々に下り坂に。そして、紳助さんの引退からわずか1カ月後に番組も終了してしまった。

「紳助さんの引退で現場は大パニックに陥ったが、ほかのレギュラー陣が交代でMCをつとめなんとかしのいだ。しかし、紳助さんという大きな柱を失い、番組のクオリティーも大きくダウン。『もう続けられない』という声がスタッフからもレギュラー陣からも出始めたので放送終了になりました」(同前)

 番組終了後、「ヘキサゴンファミリー」と呼ばれたレギュラー出演者たちは個々の活動をこなすことになったが、あまりにもハッキリ“勝ち組”を負け組”に別れてしまったのだ。

すっかり干され…

 圧倒的な勝ち組となったのは里田。今や大リーグ・ヤンキースのエースとなった田中将大投手(31)と結婚。2人の子供にも恵まれ、田中の年俸からして、超セレブな生活を送っていることだろう。

 つるのは“イクメンキャラ”、上地はソロシンガーとしても紅白に出場するなど、それぞれ勝ち組に。

 同じ「羞恥心」でも野久保は大手芸能プロから独立したせいですっかり干され、細々と芸能活動を続けているので負け組。紳助さんが話した通り、矢口は“クローゼット不倫”が発覚して離婚するも、再婚して子宝を授かったから五分といったところか。

 スザンヌは11年に元ソフトバンクの投手と結婚して1児をもうけるも15年離婚。現在は地元熊本のローカルタレントになってしまったので負け組かもしれない。

 最も負け組なのは、姉が働いていてタピオカ店店主への“恫喝DM騒動”で芸能活動休止中の木下。昨年末には結婚していたFUJIWARAの藤本敏史(49)と離婚してしまい、どん底状態である。

 紳助さんに見いだされなかったら、その後の芸能界での活躍はなかったファミリーたちだけに、“負け組”を再生できるのは紳助さん意外に見当たらない。とはいえ、それも簡単な話ではなく…。つくづく紳助さんの引退は大きかったということだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2020年1月19日 掲載