コロナ騒動で名を揚げた人といえば、やはり筆頭はこの方。最近では「あか抜けた」なんて声も上がっているが、ご本人にその理由を伺ってみると……。

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 出演本数は優に3桁に上る。人気に留まらず、ビジュアルへの“評価”も急上昇中で、プロに聞いても、

「見る度に髪型もメイクもお綺麗になっていますね」

 と絶賛するのは、ヘアメイクアップアーティストの小椋ケンイチ氏である。

「出たての頃は髪の毛もストレートで毛先もまとまりがなかった。野暮ったくていかにも学者先生という感じで。でも、今は髪を縦巻きにしてチョコンとまとめ、顔の輪郭がはっきり出るので、首がスラッと見えるようになっています。前髪を上げてオデコを出すようにしたのも大正解。理知的で、堂々として見えますよね」

 番組ごとにファッションもチェンジ。最近では眼鏡を外して雰囲気を変えるなど、視聴者を飽きさせない工夫も。メイクが派手になってきたとの指摘もあるが、

「全体的にボヤケ顔なので、濃い目で締めるようになったのは良いことです」(同)

 モテモテの「コロナの女王」に、是非その美容術についても“解説”していただきたいところである。

色気は出ない

「そんなこと言われても、全然ピンときませんね」

 が、携帯に連絡したところ、ご本人からは実に気のないお言葉が返ってきた。

「私、今、週6で収録があって、毎日朝の4時半にモーニングコールが来るんです。そこから収録と打ち合わせをして、帰ってくるのは深夜の1時頃。平均3時間睡眠です。おかげで10キロ痩せましたよ。だから見てくれも多少、良くなったんじゃないですか……」

 と、だいぶお疲れのご様子なのだ。

「服にも一切気を使っていませんよ。元々そういうことに疎いので、Amazonで買った2千〜3千円のお洋服を着ているだけ。ただ、違う番組に出る時は必ず着替えるようにしていますけどね。前の番組を引きずっていたらスタッフの方に失礼でしょ」

 ファッションじゃなくて、ケジメというのである。

「メイクだって、私、メイク室でずっと寝落ちしていますから。その間、メイクさんが目の下のくまを直したり、明るいファンデーションを塗ったりと、いろいろ工夫してくださっている。終わったらゆすって起こしてくれるんです。つけまつげもわざわざ買ってきてくださったんですよ。コンタクトにした? あぁ、あれは裸眼です。最近はストレスで、人の顔をはっきり見られなくなってしまった。だから視力0・1のぼやけた視界のまま過ごすようにしているんです。番組のボードも見えないので、手元に拡大コピーをしたものを置いてもらっているくらい……」

 満身創痍の「アラ還」岡田教授。目下の“癒し”は、2匹の飼い猫とじゃれ合うことだとか。

「文化人枠で、出演料も1回2万とか3万。1万円ということも。確かにたくさんテレビに出させていただいておりますが、そんなにガッポガッポ入ってくるわけじゃない。だいたい3時間睡眠で色気なんて出るはずないじゃないですか……」

 見通しが立たないコロナの終息。女王の安息もまだ先、か。

「週刊新潮」2020年5月7・14日号 掲載