中日「松坂大輔」は1軍登板2試合で“崖っぷち”  やっぱり“最後の花道”は…

中日「松坂大輔」は1軍登板2試合で“崖っぷち”  やっぱり“最後の花道”は…

 中日・松坂大輔が“窮地”に立たされている。

 移籍2年目となった今季。キャンプ中にファンに右腕を引っ張られて負傷するアクシデントもあり、一軍の登板はわずか2試合、0勝1敗防御率16.88と散々な状況だ。故障リハビリ中の5月には、二軍練習日にチームに無断でゴルフに興じてペナルティーを課されるなど、お騒がせぶりも目立つ。現在二軍で調整中だが、一軍復帰へのメドは立っていない。

「球団としては戦力として考えていないでしょう」

 そう語るのは中日担当記者だ。

「リハビリ期間中のゴルフに関しては、球団内でそれほど大きな問題にはならなかったと聞いています。そんなことより、予想以上に松坂本人の状態が良くない。昨年のように登板間隔を開けても、結果が出せる可能性も見えない状況です。調整とはいえ、二軍戦で簡単に失点を許しているのを見ると、今後、一軍で活躍することは厳しいですね」

 さらにチーム内での松坂の立場も微妙になっている。

 6年連続Bクラスに低迷する中日は、今季もセ・リーグ5位に甘んじている。チーム再建に向けて、与田剛監督は若手投手陣への切り替えを進めている。勝ち頭の柳裕也をはじめ、笠原祥太郎や清水達也、山本拓実といった若手を積極的に起用。ベテラン勢では山井大介がローテの一角を担っているが、かつてのエースである吉見一起も一軍の登板機会が少なくなっている。この状況下では、松坂が一軍登板を重ねるのは難しいといえる。

 前出の中日担当記者は「来季以降に向けて、球団は“次の手”を考える必要性に迫られている」と指摘する。

「昨季の松坂は6勝をあげて、球団の想像を超える活躍をみせてくれた。松坂の登板日には、ナゴヤドームが満員になり、松坂のグッズもバカ売れして大きな利益を出した。しかし、いつまでも『松坂頼み』とはいかない。今季もチームが不振で、夏休みにかかわらず空席が目立ちナゴヤドームの客足が伸び悩んでいる。そんななか、与田監督が引き起こした応援歌騒動で一部のファンの心がさらに離れてしまった。閉塞した現状を打開するには、スーパールーキーの根尾昂が必要だと思います。プロの壁に苦しんでいたが、評判通りの野球センスで二軍でも少しずつ結果を残し始めている。離れたファンを取り戻すには、根尾の一軍昇格しかないでしょう」

球団もイメージダウン

 松坂より根尾……厳しい現実だが、チームが世代交代を進める流れには逆らえない。しかし、使い方によっては、まだまだ戦力になれると見ている球団もある。松坂の地元である横浜に本拠地を置くDeNAがそのひとつだ。

「球速などは厳しいですが、松坂には野球センスや長年培った経験がある。先発ではなく、短いイニングなら投げられると思います。中継ぎであれば、松坂を見るチャンスが増えるのでファンは喜ぶと思います。ウチの球団は地元を大事にしたことで、ここまで人気が出てきた。やはり、横浜高出身というのは何ものにも変えられない。『松坂大輔』というビックネームは非常に魅力的です」(DeNA球団関係者)

 果たして「平成の怪物」が地元に帰って、“最後の花道”を飾ることはあるのだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2019年8月26日 掲載


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