ロッテ・伊東監督、来季去就について言及した日に5位浮上を逃す

 「ロッテ0−3西武」(12日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが今季12度目の完封負けだ。5位の日本ハムが敗れていたため、勝っていれば同率で5位だったが、悔しい足踏みとなった。

 「点が取れないね。得点のチャンスはあったが…エース(涌井)も我慢してよく投げていたけどね」

 伊東監督はこう切り出した。

 西武の先発・多和田の前に5安打で、0を9個並べた。

 だが、指揮官の言う通り、得点のチャンスは何度かあった。

 一回に荻野と角中の連打で1死一、三塁とした。

 ペーニャの登場にZOZOマリンは盛り上がったが、すぐにため息に変わった。初球の146キロ真っすぐを二飛だ。続く鈴木も一飛に打ち取られた。

 三回には三木の中越え二塁打を足場に1死三塁も荻野、角中が凡退で再びため息が広がった。

 エースが三回に1発を浴びる。金子侑に142キロのストレートを右翼席に運ばれた。4号ソロ弾だ。

 ロッテ打線は七回に先頭・ペーニャの幸運な内野安打から1死一、二塁とした。

 ここでベンチは根元の代打に2000安打まであと「49」の福浦を送ったが、二ゴロ併殺打に終わった。

 八回、2死から痛い1発が飛び出した。秋山が一塁に炭谷を置いて右翼席に21号2ランを突き刺した。133キロのフォークを捉えた技ありの一打だ。

 ロッテは七回の好機を逃して8、9回に反発する力はなかった。

 伊東監督は「(多和田は)いつもと違って、きょうは変化球が多めだった。勝負球も変化球でイメージを持てなかった」と話し、「ずっと見ているのだから、だれか打ちにいけば良かった」と力なく振り返った。

 8回を116球で3失点の涌井。十分に試合を作ったが、打線の援護がなく、これで9敗目となった。

 それでも指揮官はエースに、「(涌井は)今年は勝負どころでもろい。意外とやられている。2死から防げる1発だったけど、粘りきれないというか」とあえて苦言を呈した。

 この日の試合前、伊東監督は初めて来季の去就について触れ、「なにもないです。この成績を見て、皆さんがどう判断するかです」と語った。

 今季は開幕から4連敗のスタートで、5月には8連敗を喫するなど最下位が定位置となっていた。

 だが、8月に入ってチームの調子も上向いて、最下位脱出が見えてきた。

 林球団本部長は、「まだなにも決まっていません」と来季の去就が白紙であることを明らかにしたが、一方でその手腕にはこう断言した。

 「この1年だけでどうのこうのという判断ではない。高く評価している」。

 5年間で3度のAクラス入りの実績は文句なしだ。

 だが、低迷時に伊東監督も2度、『責任』という言葉を口にしている。

 残り試合は「42」。盛夏から初秋へと最下位脱出への戦いは続いていく。

 と、同時に伊東監督の去就も水面下で進行していく。果たして、どう転んでいくのか。

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