大阪から3番目のJリーグ入りを目指すJFL・FC大阪の疋田晴巳社長、岡崎将太副社長、青野剛暁マーケティングダイレクターが15日、神戸市中央区のデイリースポーツを訪れ、J3参入へ本格挑戦となる今季、リーグ制覇とホームゲーム動員3万人を目標に掲げた。

 JFL参戦5年目の昨季は10勝10分け10敗の勝ち点40で8位。18年の2位から順位を下げた。新たに34歳の塚原真也監督、23歳の平野将弘ヘッドコーチと若き指導陣が就任し、この日から練習を開始した。疋田社長は「29人のメンバーが残り、熟練度は上がっている。監督、コーチが変わっても攻撃サッカーという基本コンセプトは変わらない。練習も活気があった。目標は優勝です」と宣言した。

 また、東大阪市議や大阪府議など18年間議員活動を行ってきた青野MDがクラブに参画。J3入会へ条件とされるホームゲーム平均観客数2000人、15試合で3万人を突破するため、培ってきた経験をフル投入する。「Jリーグ入会へのプロローグをつくっていきたい。ホームタウン東大阪での試合を増やすことへの行政との交渉、ファンをスタジアムに運ぶ仕掛けをつくるのは、私が得意とするところ」と力を込めた。昨季1試合の開催だった花園中央公園でのホームゲームは大幅に増やしていく方針。「老若男女、サッカーを知らない人にも声をかけていく。実際に選手のパフォーマンスを目にすれば、ファンは増えてくる。感動の熱を伝え、サッカーによる町の活性化を図りたい」と新規サポーター獲得と新たな町づくりに励む。

 クラブは昨年11月にJリーグ百年構想クラブ申請を行い、現在審議中。JFLのクラブがJ3に入会するためには、Jリーグが参加要件としている「Jリーグ百年構想クラブ」に認定され、「J3クラブライセンス」を交付されなければならない。そしてJリーグ理事会で入会を承認された上で、JFLで定められた競技成績(4位以内)、観客動員数などの基準をクリアすることが条件となる。今季の開幕戦は3月15日にホームで昨季6位のホンダロックを迎える。試合会場は31日に発表される。