「愛知杯・G3」(18日、小倉)

 血統馬センテリュオが15日、栗東坂路で躍動。加速ラップを刻み、文句なしの最終リハを披露した。ノンタイトルながら、持てる力は既に重賞級。きっちりと結果を出し、さらなる大舞台へと駒を進めたい。サラキア、パッシングスルーも上々の動きで気配の良さを示した。

 まだつかめていないGの冠を目指して、センテリュオは栗東坂路を懸命に駆け上がった。外ラチ沿いを加速ラップで鋭伸。ラスト2Fを12秒8−12秒1(全体は4F53秒2)で締めて、戦う準備を整えた。手綱越しに意思を伝えた時の反応、そこからの伸び、ギアの変わり方。全て高いレベルにある。

 「とてもいい動きでしたね。至って順調に来ていますし、いい状態にあると思います。晩成型と思って無理使いしてこなかった分、一つ一つ筋肉がついてパワフルになってきました」。小差4着に食い込んだエリザベス女王杯から約2カ月。充電期間を終え、今年の始動戦を迎えた現状を高野師はこう分析。申し分ない状態を確認できた。

 今回と同じ小倉の芝2000メートルは、一昨年の夏(500万下)に攻略済み。「イメージとしては大回りの直線が長いコースが合うと印象ですが、小回りでも結果を出していますからね。小倉コースがマイナス要素になるとは、感じていません。血統馬(全兄に豪G1覇者トーセンスターダム)ですし、何とかタイトルをつけてあげたい。そのチャンスでもあると思っています」。この先を見据え、指揮官は胸の内を明かした。

 15年9月以来の小倉参戦となるルメールを鞍上に迎え、重賞初制覇へ。文字どおり、決意の西下となる。