「練習試合、日本ハム0−5阪神」(11日、タピックスタジアム名護)

 阪神・飯田優也投手(29)がマリンブルーの海をバックにまばゆい輝きを放った。今年初登板で先発マウンドに上がり、3回2安打無失点。直球、スライダー、カーブ、新球スクリューなど、多彩な球種で日本ハム打線を翻ろうした。

 「結果はゼロで良かったと思う。初回の出だしがフワフワしたので、すんなり入っていけたら良かったですけど。真っすぐも何球かは、上からしっかりたたいて投げられました」

 一番の収穫はスクリューだ。昨秋キャンプで山本昌臨時コーチから学び、キャンプ中も精度向上させてきた。三回は郡のバットをへし折り、続く松本も二ゴロに打ち取った。レジェンド直伝の威力に納得顔だ。

 「内野ゴロはスクリューですね。そこは収穫です。ゲームで投げてバッターの反応を見たいと思っていた。シーズンで使えるボールにしていきたいです」

 18年シーズン途中にソフトバンクからトレードで加入。昨季は3試合の登板に終わるなど精彩を欠いていたが、先発挑戦で再びチャンスが巡ってきた。

 矢野監督は「これぐらい当たり前。1軍で勝てる内容を求めていく」と大きな期待を寄せる。ダークホースが開幕ローテ争いに名乗りを上げた。