国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員(78)が新型コロナウイルスの感染拡大により東京五輪の延期が決まったと話した、と23日(日本時間24日)、米全国紙「USAトゥデー」(電子版)が伝えた。

 同紙によると、取材は23日午後に電話で行われたもので、同委員は「IOCが集めた情報に基づき、延期が決まった。今後の指標となるものは決まっていないが、私の知る限り、大会は7月24日に開幕しない」と話したという。

 パウンド委員はカナダ出身。IOCの古参メンバーで影響力をもつ一人。同委員は東京五輪が2021年に開催される可能性や今後4週間で詳細を詰め、近日中に次のステップを発表するとも述べたという。

 IOCは22日(同23日)に東京五輪に関して延期を含めた結論を4週間以内に出す方針を発表したばかり。カナダやオーストラリア、英国、ドイツは予定通り開催された場合は不参加の意向を示し、1年の延期を求めている。

 CNNなどが新型コロナウイルスのデータとして引用しているジョンズ・ホプキンス大学によると、米東部時間23日午後5時(日本時間24日午前6時)現在、世界の感染者数は37万2563人で完治者10万927人、死者16381人。