プロボクシングの元世界4団体制覇王者で、アマに転向して東京五輪予選に挑戦した高山勝成(36)=寝屋川石田=に日本ボクシングコミッション(JBC)からプロライセンスが発行されたことが24日、わかった。

 ライセンス発行は17日付け。17年に東京五輪を目指してアマ登録を行うためJBCに引退を申し入れて以来、3年ぶりのプロ復帰となる高山は「新型コロナウィルスの対策をしながら、試合に向けた準備を進めていきます。まずは復帰戦を楽しみにしていてください」とコメントを出した。

 高山は五輪予選を兼ねた昨年8月の全日本選手権東海地区選考会のフライ級で敗れ、競技引退の意向を示していた。しかし、今月10日にプロ復帰を発表。「プロとしてやり残したことがある。ボクシングキャリアの最後を全うしたい」と話し、旧知の元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者・石田順裕氏が会長を務める大阪・寝屋川石田ジムに所属し、ライトフライ級で再び世界を目指す意向を示した。2月1日にトレーニングを本格的に再開し、「あと2年ほどでやりきりたい」と明かしていた。

 JBCの国内プロボクサーの定年は原則37歳で、元世界王者の高山は5月12日に37歳になるまでに1試合を行う必要がある。陣営は国内外の両方を視野に入れてマッチメークを行う意向。JBCと日本プロボクシング協会は23日に都内で新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、3、4月は新人王予選(無観客)をのぞき中断されている興行を、5月以降に実施する方針を確認している。