「ドジャース2−7レッズ」(16日、ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平選手をまさかのアクシデントが襲った。

 初回の第1打席は四球で出塁。その後、一塁への牽制球が左太もも裏を直撃した。これにスタンドから大ブーイングがわき起こり、ドジャースタジアムは騒然。大谷は激痛に表情をゆがめ、フリーマンの左飛で帰塁したあとも患部をさすって苦笑いを浮かべた。

 それでも投手交代の際に一塁線付近でショートダッシュを行い、患部の状態を確認。T・ヘルナンデスの初球に11個目の二盗を成功させた。二塁塁上ではデラクルーズに視線を向けてニヤリ。デラクルーズも笑顔で応えていた。

 ただ大谷は第2打席で捕邪飛に倒れ、第3打席は空振り三振。九回に第4打席が巡ってきたが、代打・パヘズが送られて途中交代となった。チームは23試合ぶりの大量失点で敗れ、5月初の連敗となった。