元五輪体操競技金メダリストの森末慎二氏(62)が24日放送のMBSテレビ「OFLIFE」に出演する。現在、沖縄県の宮古島で車エビ天丼店のオーナーを務めている。

 森末氏は1984年、ロサンゼルスオリンピックの体操競技で金・銀・銅の3つのメダルを獲得。体操種目別決勝では驚異の10点満点をたたき出した。翌85年に現役引退。2018年に車エビ天丼専門店を開店した。

 宮古島市のメインストリートにある車エビ天丼専門店「みゃ〜く商店」。「みゃ〜く」は、「宮古」を意味し、森末氏が車エビの養殖が盛んな宮古島の名物を紹介しようと専門店をオープンした。頭から尾っぽまでカラッと揚げた車エビ天丼が評判を呼んでいる。

 自宅を構える東京から定期的に通って接客し、SNSの情報発信も手掛ける。店を訪れた観光客にとっては、金メダリスト・森末氏に会えることもうれしいサプライズ。客の入りは天候に大きく左右され、閑古鳥が鳴く日もあるが、森末さんは天丼を食べたお客さんの喜びの声を励みに、宮古島滞在時は毎日店に立つ。

 店を構える10年前から宮古島へ頻繁に通い続けた。店から車で15分ほどの距離の場所に自宅を持つ。都会に比べると不便なことも多いが、宮古島の嫌なところは?と聞かれると「全くない!ひとつもない!」と断言。「木々の緑があって、海のブルーがあって、夕日の赤があって、いろいろな色がある」と宮古島が生み出す色に魅せられたと語る。

 店に立つ時間以外は「何もない時間を楽しみたい」と話す。宮古ブルーの海を見渡す家で自炊を楽しみ、趣味のギターを奏で、夜はベランダで星を眺める。そんな森末氏が考えるこれからの人生設計とは。