阪神・西岡、復活&“完全優勝”へ覚悟の誓い「10割」野球と向き合う 全身全霊注ぐ

阪神・西岡、復活&“完全優勝”へ覚悟の誓い「10割」野球と向き合う 全身全霊注ぐ

 阪神の西岡剛内野手(33)が12日、今季に懸ける思いを激白した。大阪府内の練習施設で、日本ハム・中田翔内野手(28)らとの合同自主トレを公開。2016年に負った左アキレス腱断裂からの復活を誓い、「10割、野球と向き合う」と全身全霊を傾ける覚悟を語った。見据えるのは自身初の“完全優勝”。スピードスターが再び輝きを放つ。

 鍛え上げた体からは湯気が立ち、復活に懸ける思いを伝えていた。2016年7月20日の巨人戦で左アキレス腱を断裂。悪夢から541日が過ぎた。手術を決めた翌日から「オフはない」。西岡は前だけを向いて歩いてきた。テーマは継続。“あの日”から100%野球に向き合ってきたことの証明だ。

 「恥ずかしいですけどね…」。飾ることなく過去を振り返り始めた。プロ1年目から1軍出場を果たすと、3年目には遊撃のレギュラーに定着。一気にスター街道を駆け、11年にはメジャーに挑戦した。だが、30歳を過ぎ、近年は故障と闘う日々。「間違えていたところはいっぱいあります」と正直に明かす。

 「ユニホーム脱ぐ時に、やり切ったと思えるように。今は野球と向き合うことを継続できている。これからは継続という戦いになる。まだ気づいてから1年ちょっとですけど」

 きっかけは「最高のケガ」と話すアキレス腱の断裂。多くの声援に再起を誓った。手術後は食事制限し、起床、就寝時間から見直した。サプリメント1つから徹底的にこだわり、「今の体を手に入れた」と言う。プロ選手として野球に手を抜いたことはない。その上で「2割でほかに目を向けるのであれば、10割で野球に向けられるよう」と全霊を注ぐ。

 昨季は32試合の出場で打率・228、5打点の成績だった。7月17日の広島戦で1軍復帰。8月19日の中日戦では、復帰後初めて盗塁を決めるなど、復活への足掛かりとなる1年だった。この日はノックや打撃練習などで軽快な動きを披露。二塁、遊撃のレギュラーを奪う気概にあふれていた。

 「今置かれている立場というのは、レギュラーでもない。もう一回、若手や新入団の選手と同じ気持ちでグラウンドに立ちたい」

 ゼロからスタートする16年目。ロッテに在籍した05年、シーズン2位からリーグ優勝しているが、目指すは“完全優勝”だ。「僕は優勝したいので。その中でチームに貢献したい。もう一度、西岡剛という存在を野球界の中で出していけるように」。強く誓う。全快で全開。100%野球漬けで再起を懸ける。

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