「日経新春杯・G2」(19日、京都)

 反撃へ準備は整った。タイセイトレイルは15日、坂井(レースは川田)を背に、栗東CWでバーンフライ(5歳3勝クラス)と併せ馬。2馬身追走から一瞬で相手をとらえ、最後は半馬身先着を決めた。6F81秒3−37秒3−12秒2と、全体時計も上がりも優秀だ。久保助手は「放牧先でも乗っていて緩みを感じない。昨日の時点で少し太いかなと思ったのでビッシリとやったけど、ジョッキーも“いい動きだった”と。これで仕上がる」と胸を張った。

 前走のジャパンCはしんがり負けの15着。後方のままで末脚不発に終わったが、仕上げ人は「スタートで挟まれたし、馬場も悪くてミルコも“進まなかった”って」と参考外を強調する。ここ4戦が札幌と東京だっただけに、「当日輸送がどうか。イレ込まなければ」と不安点も挙げたが、「長距離を使いだして成績が安定した。コースはどこでも気にならない馬」と前向きに話した。

 昨年1月からキープしていた3着以内こそ10戦でストップしたが、巻き返しに意欲的。仕切り直しの一戦に「もう少しで重賞を取れるところまで来ている。力もつけているので」と期待を込めた。成長力豊かなハーツクライ産駒が重賞初Vを狙う。