「卓球・全日本選手権」(16日、丸善インテックアリーナ大阪)

 混合ダブルス決勝で、森薗政崇(24)=BOBSON=、伊藤美誠(19)=スターツ=組が、前回準優勝の張本智和(16)=木下グループ=、長崎美柚(17)=エリートアカデミー=組を3−1で破り、3年連続の優勝を果たした。同種目の3連覇は91〜93年大会の渡辺武弘、大野知子以来、27年ぶり。伊藤は史上初となる3年連続3冠に向けてまずは1種目を制した。

 昨年の決勝と同じ顔合わせとなった頂上決戦で、王者ペアが強さを見せつけた。1ゲームこそ取られたものの第4ゲームは圧巻の9連続ポイントで逃げ切った。

 3連覇を達成したものの、初戦からの6試合のうち2試合はフルゲームという接戦を勝ち抜いてきただけに、森薗は「今までの優勝で一番うれしい」と満足げ。伊藤も「競り合いだったからこそ、最後は勝って終わりたかった」と胸を張った。

 張本と長崎は高い個人技を武器に、長崎がつなぎながら張本の攻撃力で勝負したが、王者ペアの成熟度にはかなわなかった。張本は「(森薗と伊藤の)連携が良くて、いいときは2人が1人に戦っているような感じがあった。僕たちはまだバラバラなところがある」と王者ペアの“シンクロ率”の高さに脱帽。「(勝てるまでは)あと少しなので、また機会があれば」と雪辱を誓った。