「アジアCL・1次リーグG組 神戸5−1ジョホール・ダルル・タクジム」(12日、ノエビアスタジアム神戸)

 各地で1次リーグ第1戦が行われ、G組の神戸は本拠地でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)に5−1で大勝した。天皇杯覇者で初出場の神戸はFW小川慶治朗(27)のハットトリックなど大量5得点でマレーシア王者を圧倒し、歴史的なACL初勝利を挙げた。

 “ACLデビュー”となったMFイニエスタが別格の存在感で中盤に君臨した。トップ下で先発し、前半13分にハーフウェーライン付近から送ったロングパスでFW小川の先制点をアシストすると、後半27分にはGKの頭上を越える柔らかなクロスで小川のハットトリックを演出した。

 2アシストのイニエスタは中3日の疲労も感じさせず59本のパスを通し、成功率は91・5%に到達。「いい形で大会に入れた。(ACLは)ワクワクする大会。新しい挑戦をしたい。今の流れを積み重ねていきたい」と充実感を漂わせた。

 会場を訪れた神戸の三木谷浩史会長(54)は試合後、イニエスタについて「彼は魔術師ですから」と笑みを浮かべ、「初めてのACLで(チームは)最初は緊張していたが、途中から調子が出てきた。(5得点にも)慢心せずにやってほしいですね」と上機嫌だった。