「岡田辞典」実力上位で布陣が決まるプロには不要

 各チーム、100試合に差し掛かろうという時期に来た。阪神は広島と9ゲーム差ということで、残り試合との兼ね合いからいろいろ考える人もおるやろう。オレはそこを気にするべきやないと思うよ。

 数字を追いかけるより、とにかく1試合、1試合ベストを尽くす中でチャンスを待つ、言うんかな。それは個人もそうやし、チームとしても同じよ。

 このところよく「休養日」という言葉を聞くけど、いつからこんなことを言うようになったんやろう。疲れた選手を休ませて、疲労が取れたらまた試合に出す、という意味なんやろうけど、球団は「休養日」の給料まで入れてないからなあ。

 主にベテランの主力選手にこういう配慮があった時に使う言葉とは思うけど、そもそもを言えば、キャンプから1年間を通して戦える体力を作ってるはずで、そのレベルの選手が休み休み試合に出る、というのはあんまり考えられんけどね。

 あえてメリットを探すなら、そうやってレギュラーを休ませる機会を利用して、若手を試すとか、他の選手を使うことができるという部分かなあ。

 阪神の現状からすれば、とにかく数字度外視でこれからの試合すべてにベストで臨むべきなのは最初にも書いた通り。一方で、野手のほとんどをレギュラーとして固定して戦う、というところには至ってない。

 今は予告先発ということもあるし、相手先発との相性なんかも考えながら、日々のベストの布陣を組む。誰かを休ませるため、というのではなく、各試合、勝つため必要な選手を使うという考え方を優先させていると考えたいね。

 よほど、中継ぎで連投が続いてしまったピッチャーに対して「この試合は休ませる」というような場合はやむを得んと思うけど。

 あくまで実力が優先される世界やから、それ以外のケースで「休養日」みたいな、おかしな言葉を使う必要はないんやないかな。

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