「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)

 昨季の投手陣からメッセンジャー、ドリス、ジョンソンらが抜けた。投手力が高いとされている阪神だが、今年の場合はまだ不確定要素も多いと言える。

 先発陣は今のところ西、青柳、高橋あたりまでは名前が挙がるが、4人目以降が見えていない。そういう意味では、この日のシート打撃に登板した望月、小野あたりには期待したい。特に望月の内容は良かった。高山から内角見逃しストライクを奪った151キロの速球は魅力十分。あれだけ力のある球を投げられると、打者はなかなか手を出せない。

 昨年と違ってフォームに力みがない。ゆったりとしたテークバックから、流れるようにリリースまでつながる。それでも150キロ台の球を投げられている。今年は速さだけでなく、伸びも感じさせる。この速球があれば、高山を三振に仕留めたようなフォークもより生きてくる。

 昨季までは球数が増えると崩れる場面もあったが、これぐらい力みが抜ければ長いイニングも問題ない。ローテ入りも狙える。