「DeNA6−0阪神」(26日、横浜スタジアム)

 打線がグルグル日替わりというのは、どういう感覚なのか。まだ開幕7試合目である。糸井とボーアといえば、チームの主役である。相手投手が左だからという理由で代えるのは、ベンチの采配もいかがなものかと思う。我慢すべきところは我慢し、きちっとしたオーダーを組んで試合に臨んでもらいたい。

 0−0の四回無死一塁、北條がバスターエンドランを仕掛けて遊飛に倒れた。今永の内容を見ても、またこちらは西勇が投げているのだから、確実にバントで走者を得点圏に送るべき場面である。バスターでポップフライはない。ましてや2番打者である。なぜ、ああいう策を講じるのか、僕には理解できない。結果論ではない。ああいうことをしているとなかなか勝ちをものにできない。

 点を取れない要因の一つは明らかである。近年の阪神の打者はことごとくボール球に手を出している。ボール球というのは打てないもの。そのボール球に手を出し、相手投手を助けている。厳しい評価になるが、もう少し頭を使った野球をやってもらいたい。

 西勇はまさに孤軍奮闘だった。昭和36(1961)年の僕の投球を思い出す。防御率2・41で11勝22敗だった。あのシーズンを西勇を見ていて思い出した。打線は何とか助けてほしいし、西勇にはこれからも根気強く投げてもらいたい。