「DeNA9−1阪神」(28日、横浜スタジアム)

 前日の阪神・岩貞に続き、この日は中田も4回KO。西勇と青柳を除き先発陣が安定していない現状を考えれば、2番手以降の中継ぎの奮起が求められるが、この日のようにそこも苦しいやり繰りが続いている。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏は「現場の人間じゃないから言えない部分もある」という前提で、中継ぎ陣の「メリハリ」の重要性を説いた。

 「今、先発が早く代わった後の2番手以降の投手は、同じようなメンバーがどういう状態であれ、毎日のように1イニングずつ投げているような形だ。これでは苦しいし、投手の調子もなかなか上がってこない。『第2先発』じゃないが2、3イニングぐらい投げさせる投手がいてもいいかもしれない」

 この日は中田が降板した時点で点差は2点。こういった中で逆転勝ちを目指すために、中継ぎの働きは欠かせないが、この日は中継ぎで計6失点。そこを機能させるために佐藤氏が考えるのが「第2先発」の起用となる。

 「劣勢の中で長めに投げるリリーフがいれば、その分休ませられる投手も出てくる。結果的に試合に負けたとしても、休めたことで前向きに修正を図れて調子を上げていけるきっかけにもなる。他にリリーフの起用で言うなら、こういう状況では調子のいい投手を長く投げさせるのも一つの手にはなる」

 現状、リードした展開では岩崎、スアレス、藤川の3人。その中で言えば、開幕から好調のスアレスを早めに投入し、イニングをまたがせることも現状打破の一手となり得る。

 「スアレスは開幕から調子がいいだけに、そこまでつなげずに終わってはもったいない。スアレスはソフトバンクでも一緒にやっていたが、性格的にも真面目だし、イニングまたぎの登板もこなせる選手だから、今ならそういう起用をしてもいいのではないか」

 開幕から思うように進まず、3カード連続で負け越し。まだまだ連戦は続いていく。

 「負けている時の投手起用の難しさはよく分かる。連戦が続くだけに、修正しながらやっていかないといけないだろう」