新型コロナウイルスの影響で自宅待機の日々が続いている中、人気声優・悠木碧が発案した朗読企画「#せいゆうろうどくかい」がネット上で大きな話題に。様々な声優たちが企画に参加し、「豪華すぎてこれ無料で聴いていいの!?って気持ちになる」「ファンの不安を癒してくれるオアシスのよう」「プロの声優さんによる色んな朗読が聴けて耳が幸せ!」と盛り上がりを見せている。

 企画の発端となったのは、2020年4月7日(火)に悠木が投稿したツイートだった。悠木はニュースを見て、とある国の大統領が自宅待機する親子のために絵本の読み聞かせを配信していることを知ったそう。そこで自分も著作権フリーの「青空文庫」を利用し、朗読を行ってみようと考えたという。

 同ツイートに対して、井上喜久子を始めとした声優たちが賛同を表明。小岩井ことりは「なんて素敵な試み…!胸を打たれました!」「少しでもお役に立てたらとフリーで使えるBGMをつくったのでよかったら使ってね」とリプライを送り、これから朗読配信を行う人のために自作音源を提供した。

 悠木は4月8日(水)に、児童文学作家・新美南吉の書いた「手袋を買いに」の朗読を音楽共有サービス「SoundCloud」上で公開。ファンからは「とても癒されました。この素晴らしい朗読が全国の子どもに届いてほしい!」「うちのぼうやと一緒に聴かせてもらいました。悠木さんの朗読が大好きなので息子に聴かせられてよかったです」といった声が続出し、タレントの最上もがは「耳が幸せでめちゃくちゃ癒されました…ありがとうございます」とリプライにて感想を述べている。

#せいゆうろうどくかい
【手袋を買いに】著:新美南吉参考:青空文庫朗読:悠木碧編集/BGM:小岩井ことりhttps://t.co/1QfKK0lHOH
— 悠木碧【公式】 (@staff_aoi) April 8, 2020

 また悠木がハッシュタグ「#せいゆうろうどくかい」を作成すると、同業者たちが次々と朗読動画を投稿していく展開に。「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役などで有名な梶裕貴はYouTubeチャンネルにて、『桃太郎』や『ねずみの嫁入り』の朗読を投稿。さらに妻である声優の竹達彩奈と共にサン=テグジュペリの『星の王子さま』を演じ、話題を呼んだ。

 その一方、「銀魂」の坂田銀時役などで知られる杉田智和は、宮沢賢治の手がけた童話『セロ弾きのゴーシュ』を朗読。「サザエさん」に登場する“穴子さん”を思わせる声真似など、ユニークなネタを仕込みつつ複数の役柄を演じ分けていた。

 その他にも内田彩や日髙のり子など、世代や所属事務所の垣根を超えて様々な声優たちが朗読動画を投稿している。

 なお悠木はファンに対するメッセージとして、「声優さんたちもそれぞれ色んなご事情、状況で活動されています」と断り、参加を強制するようなリプライは控えるようにと注意喚起していた。しっかりマナーを守った上でハッシュタグを覗き、声優たちの名演技を楽しんでみてほしい。