新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令された4〜5月。家の中で過ごす時間が増え、片付けに取り組んでみたという人も多いだろう。


「断捨離」意識が高い都道府県ランキング【47都道府県・完全版】


 身の回りを快適な状態に保つためには、自分が持っているものを見直して、必要のないものを減らしていくことが重要だ。作家のやましたひでこ氏が提唱した「断捨離」。定期的に行っている人たちはどれくらいいるのだろうか。

 一般社団法人ストレスオフ・アライアンスは、全国の男女14万人(男女各7万人、20〜69歳)を対象に、大規模インターネット調査『ココロの体力測定2019』を実施。その中で、「断捨離意識」に関する詳細な調査を行っている。

 断捨離意識が高いのは、どの都道府県なのか。今回は、男性と女性のどちらも対象にした調査からランキング形式で紹介していこう。

※集計期間は2018年3月7日〜17日、4月7日〜20日。調査機関は株式会社メディプラス研究所。サンプル数は20〜69歳の男女各7万人で、各都道府県1000サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエート修正した。また、今回のデータで使用した「断捨離意識」については、「定期的に断捨離する」の設問に対して、「知らない」「普段全く意識していない」「普段あまり意識していない」「普段からやや意識している」「普段から意識している」の5段階で回答を集計。「普段からやや意識している」「普段から意識している」と回答した人を「断捨離意識あり」として、回答者全体に対する割合を算出した。

「断捨離意識が高い都道府県」ランキング
1位は男性が福島県、女性は沖縄県に

「断捨離意識が高い都道府県ランキング【男性版】」1位は福島県で断捨離意識がある人の割合は12.5%だった。2位は千葉県、3位には島根県が続いた。

 また、「断捨離意識が高い都道府県ランキング【女性版】」の1位は沖縄県。2位は北海道、3位は茨城県だった。

 全体的に、男女差が大きく開いたことが特徴的だ。女性版で最下位となった山口県においても断捨離意識がある人は20.7%と、男性版1位の福島県を8ポイント近く上回る。全体の平均で見ても、断捨離意識がある人は男性で9.8%に対して、女性は同25.0%と、傾向に大きな違いがあることが分かった。

衣替えが断捨離のきっかけに?
断捨離意識が高い人の片付け術

 では、断捨離意識を年代別に見てみよう。男性は、20代、30代でそれぞれ13.7%、12.3%と高い数値となっている。女性で最も高かったのは、30代(29.6%)で、大きな差はないものの、50代、60代では断捨離意識のある人が比較的少ないといえる。

 また、厚生労働省実施の「ストレスチェック制度」身体状態(B項目)を基準に、ストレスレベルごとに断捨離意識がある人の割合を見ていくと、男性では高ストレス者における断捨離意識が高いことが分かった。一方で、女性においてストレスレベルの違いによる大きな差はなかった。

 断捨離意識がある人は、日々の片付けにおいてどんなことに気を付けているのだろうか。片付けるのが苦手な人にとっても参考になる調査結果を最後に紹介する。

 この結果を見ると、男女ともに断捨離意識がある人はそうでない人と比べて、「衣替えをするときに不要な服を処分する」「床にモノを置かない」といったことを意識していることが分かった。

 また、断捨離意識がある女性においては、「衣替えをするときは洋服以外も見直したくなる」という人が46.4%と多い傾向にあった。断捨離意識がない女性(同22.5%)と比較すると2倍近い差だ。衣替えが、断捨離のきっかけになっているようだ。

 加えて、断捨離意識がある女性では、「衣替えが気分転換になる」と回答した人も44.2%に上っている。定期的に片付けをすることが苦痛ではなく、ストレスを和らげる一つの手段になっているといえそうだ。

(本記事は一般社団法人ストレスオフ・アライアンスからの提供データを基に制作しています)