内閣府男女共同参画局より、4月10日に橋本内閣府特命担当大臣から新型コロナウイルス問題に伴うDVなどへの対応に関するメッセージが発信されました。
2月頃から始まった新型コロナウィルスの影響で、働き方の変化があり、特に在宅勤務が大きく広がりつつあります。
夫婦ともに在宅勤務となり、今までの生活リズムが大きく変わった家庭も多いのではないでしょうか。

在宅勤務が増えた影響で、これまで毎日会社に出社し、平日は夜しか家族が揃う時間が取れていなかった家庭では「家族の時間が増えて良かった」という声を聞く反面、在宅勤務や活動自粛で平日・休日に関わらず昼夜ともに家族全員が自宅で過ごすという慣れない生活のストレスや、新型コロナウィルスの影響で家族の稼ぎが減ったことへの生活不安から、全国の配偶者暴力相談支援センターに4月に寄せられた相談件数は前年同月と比べて約3割も多くなったと言います。

DVとはほんとに無縁?あなたはこんな状況にあっていませんか?


内閣府男女共同参画局によると、DVはドメスティック・バイオレンスの略で、日本では「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」という意味で使用されることが多いです。
DVの種類としては、大きく以下に分けられます。

① 殴る、蹴るといった身体的なもの
② 脅かす、怒鳴るなどといった精神的なもの
③ 性行為を強要するなどといった性的なもの

令和元年発表の配偶者からの暴力に関するデータによれば、配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数は、平成14年は約3.6万件でしたが、平成30年は約11.4万件と約3倍に増えています。
この件数は、新型コロナウィルスの影響で今後さらに多くなるでしょう。
昔は主に、男性から女性への身体的な暴力が中心でしたが、最近は言葉の暴力も増えてきています。

DVをしない、させない関係を築こう


日頃から家族が対等な関係になっていることが大事です。

どちらかが稼いでいるから偉い、専業主婦だから身分が低いなど、どちらかの思い込みひとつで家族のパワーバランスは崩れてしまいます。
家族は全員でひとつということを意識することが大切です。

また、何かあった際は相談しやすい関係を作っておくことが大事になります。

少しでもDVに悩んだ際には?


それでも、もし自分の身にDVがおこっていると感じている場合は、内閣府が新型コロナウイルス感染症への対応に係るDV被害者に対する相談窓口を強化して、「DV相談+」を設置しています。
24時間、10ヶ国語に対応し、DVへのサポート体制がしっかり整っています。
電話で知らない人に打ち明けるのは抵抗があるという方は、チャットやメールでも対応しているので、気軽に相談ができます。

コロナ禍で今も生活様式は大きく変わっていますが、心も身体も明るく元気に過ごせるようになればと思います。