多くの飼い主さんが悩む、愛犬の「吠え」。犬はさまざまなシーンで吠えることがありますが、今回はその中から、「散歩前の吠え」に注目してみました。
散歩前にリードを見せると愛犬が吠えてしまうとき、飼い主さんはどのように対応したらよいのでしょうか?

「リード=散歩」ではないと教えよう!


リードを見て吠えるのは、愛犬が「リードをつけたら散歩に行ける」と覚えたからです。そのため、「リード=散歩」という思考を断てば、吠えにくくすることができるでしょう。

たとえば、ブラッシング中やくつろいでいるとき、トイレにいくときなど、散歩以外のタイミングでもリードをつけてみてください。これを繰り返し、数十回に一回は散歩に行くようにすれば、徐々に吠えなくなるはずです。

クレートを利用してみよう!


愛犬が落ち着きやすいクレートの中でリードをつけると、散歩前の興奮が防げるので、吠えにくくなる場合があります。

まずは、愛犬をクレートに入れて、クレートの上から布をかぶせて暗くしましょう。次に、クレートの上にリードを用意したら、布をめくって愛犬が落ち着いているか確認してください。
落ち着いているようなら扉を開け、首輪のリードを付ける位置を確認し、クレートに入れたままの状態で手早くつけてあげましょう。

素早くつけられるように、準備をしておくのも大事!


「吠える時間」を短縮させる方法もあります。

やり方は簡単で、あらかじめリードや散歩バッグ、飼い主さんの上着などの散歩セットを玄関に用意しておき、玄関でリードをつけてすぐに外へ出てしまうだけ。

散歩セット専用置き場をつくるのも、毎日の手間がはぶけるのでおすすめです。リードをつけてから外に出るまでの時間が短ければ短いほど、愛犬が吠えるチャンスは減ります。

おやつで気をそらすのも効果的!


おやつを使って愛犬の気持ちをそらせば、吠えを防ぐことができる場合も。

まずは、長めのジャーキーなどのおやつを使って、愛犬を玄関先まで誘導します。愛犬がおやつに集中しているすきに、あらかじめ玄関に用意しておいたリードを手早くつけましょう。

おやつを食べている間は吠えることがほとんどないため、スムーズにリードをつけることができるはずですよ。ほかにも、室内遊びなどを取り入れ、愛犬のストレスを発散させるのもよい方法なのだとか。ぜひ参考にしてみてくださいね!

参考/「いぬのきもち」2018年9月号『5人のスペシャリストが集結!直しておきたい、犬の“吠え問題”』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」代表 JAHA認定家庭犬しつけインストラクター 西川文二先生、動物医療センター行動診療科 獣医師 菊池亜都子先生、ぬのかわ犬猫病院中田分院院長 獣医師 石田陽子先生、フジタ動物病院の動物看護師 三浦紫陽子先生、トリミングサロン「HONDEHOK」運営 トリマー 一級建築士 二村陽子先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。