笑ってはいられない!犬の「オモシロしぐさ」に現れる意外な病気とは

ウインクパチリ!


愛犬がアイドルも顔負けのウインクを披露する姿を見て、家族の目線はくぎ付け。愛犬もかわいいと思われていることをわかっていて、しめしめとウインクをしている。そんなほっこりする光景であれば問題ないのですが、単純にいつも眩しそうにしているならば注意が必要です。

涙が出ていたり、目が充血したりする場合には、目の表面の角膜に痛みや違和感があるのかもしれません。もしウインクしている片方の口からヨダレを垂らしているときは、顔半分が麻痺している可能性もあります。このように単なる面白しぐさだと思っていた行動も、実は何らかの病気のサインであることがあります。

舌をペロッ!


ウインクの次は、舌をペロッと出すしぐさ。一瞬だけ舌を出すのは、食べものをねだっているときや、カーミングシグナル(ストレスから自分を落ち着ける行為)だと判断できます。ただし、口の横から舌が出ていたり、うまく口を閉じれずにヨダレが出ている場合は要注意!腫瘍や歯周病が原因で口の中が腫れていて、うまく口が閉じれていない可能性があります。

しっぽを追いかけてグルグルグルグル


子犬時代の名残なのか、届くか届かないかギリギリの距離にずっとある自分のしっぽを追いかけてグルグル。ちょっぴり間抜けで元気なワンちゃんの姿として有名ですよね。しかし、あまりにも長時間やっていたり、血が出るほどしっぽを噛んだりしているようなら要注意!「常同障害」という心の病気かもしれません。

ちょっと退屈してやっているだけの場合は、飼い主さんが制止すればすぐにやめるはずです。心の病気に気が付いた際には、行動療法の先生に相談することをおすすめします。

頭をブルブル


水浴びをして体が濡れているときに「ブルブル」する行動。これもカーミングシグナルとしてよく見られるしぐさです。しかし頭を振るだけでなく、耳をかきむしっていたら要注意。耳アカや外耳炎といった耳の異常が考えられます。耳から嫌なニオイがすることも判断材料になるので注意してみるようにしましょう。

食べていないのにクチャクチャ


食後以外でも口をクチャクチャしている場合には、歯周病や口内に腫瘍がある可能性があります。口内の腫瘍で多いのは、扁平上皮がんやメラノーマ(悪性黒色腫)といったがんです。口内のがんは進行が早く、肺に転移することもあるため要注意。クチャクチャの他に口臭がきつくなることもあるので、覚えておくようにしてください。面白いと思って見ている愛犬のしぐさには、意外な病気が隠れていました。特に何度も頻繁に繰り返すしぐさは、注意して見守る必要があるでしょう。

参考/「いぬのきもち」2018年5月号『そのしぐさはクセ?それとも病気?』(監修:ドン・ペット・クリニック 院長 重田洋一先生)
文/なかやまゆ
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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