コーヒー300杯もらうツワモノも! 株主だけが知る非公表の裏ワザ15

コーヒー300杯もらうツワモノも! 株主だけが知る非公表の裏ワザ15

 投資ビギナーにも人気の株主優待。株を買うと企業から送られてくる食べ物や買い物券、食事券などを楽しみに投資するビギナーが増えている。

 どの株を買えば何がもらえるのかを調べるには、インターネットを使えば簡単。

「株主優待の情報は、ネット証券の『優待検索』や、優待情報専用サイトなどで簡単に検索できます。もらえるもの(カテゴリー)や、投資金額などの条件を指定すると探しやすいですね」(マネックス証券マーケティング部の高橋智美さん)

 ここで秘密の話。株主優待情報は検索すれば出てくるが、実は株主ならではの“さらにお得なこと”があるのだ。

 公表されている優待情報以外に、「季節のご挨拶」としてモノを送ってくれる企業もある。

 株主アンケートに書き込んで返送すると、「お礼の品」を送ってくれる企業もある。

 これらの「実際に株主になってみないとわからない裏ワザ」を、カリスマ優待主婦・まる子さんに教えてもらった。

「いつなくなるか分からないですし、公式に「あげます」って言われているものではないので……自分の体験によるもの、としか言えませんが。優待ファンの間では、そこそこ有名なものからレアなものまで30個、集めてみました」(まる子さん)

 今回はその中から15個の裏技を紹介する。

■墓石販売のニチリョク、隠れ優待で明太子と梅干し

ニチリョクは墓石販売と葬祭が本業。会社サイト記載の優待は墓石や仏壇の10%引き。それ以外に3月末株主には梅干しが、9月末株主には明太子が贈られる。

■ダイオーズは優待でコーヒー100杯、総会出席でさらに200杯

オフィス向けコーヒーサーバー最大手のダイオーズの優待は、300株以上保有の株主に年間で100杯分のコーヒー。6月の定時株主総会に出席すれば、コーヒー200杯分が後日送られてくる。つまり「300株以上保有で総会に出席すれば合計300杯」! 総会出席分は100株保有からもらえるが、遅刻は厳禁。コーヒーは、まじめに会社のことを考える株主へのお礼だろう。


■シークス、工場視察込みのタイ旅行に10名を招待

電子部品メーカーのシークスは2018年12月期も最高益が予想される。毎年2月ごろ、自社工場視察付きの海外旅行の抽選を実施している。100株以上、1年以上継続保有が条件。行き先は2017年がタイ、2018年はフィリピンで、出発は関西空港である。毎年10名が対象だ。電気設備工事のJESCOホールディングスもベトナム旅行が5名に当たる創立50周年記念優待の抽選がある。

■セレスポはゴルフ、明治座、ビールのイベント招待

イベント企画・運営会社のセレスポは2018年3月末株主から優待をスタート。抽選で当たるのは、12月開催のゴルフ日本シリーズJTカップの1日入場券が20本、屋外ビアホール「ベルギービールウィークエンド」の飲食チケットが30本、明治座公演鑑賞が50本。屋外ビアホールは東京、横浜、大阪、名古屋、札幌、神戸の6都市7カ所で開催。イベント内容は毎年2月に発表。100株で応募可。

■東急レクの株主総会で映画鑑賞券がペアでもらえる

東急レクリエーションの株主総会では、通常の株主優待とは別枠で、ペアの「ご出席株主様用特別ご鑑賞券」がもらえる特典付き。全国の「109シネマズ」で使える。

■ロック・フィールドの工場見学の試食、シャンパンにオードブルたっぷり

高級総菜販売のロック・フィールドは年1回、株主を対象に抽選の工場見学会を実施。事業説明だけでなく、オードブルやシャンパンも振る舞われ、帰りには総菜券2000円分などのお土産付き。大人気で、なかなか当たらない。

■ワイン飲み放題、有償でも行くべし。ひらまつの株主フェア

有料の株主限定フェアを系列レストランで開き、費用は6000〜1万5000円。ランチかディナーが選べて、日曜実施もあり。料理もスタッフのおもてなしも最高だが、ワイン飲み放題が大人気。東京、大阪、札幌、福岡などどこかの系列店で月間延べ8日のペースで開かれ、役員が出席することもあるので、経営についての考えを直接聞けるチャンスかも。有償でも行く価値アリ!


■キャリアデザインセンターの総会でゴディバの高級スイーツ

ホテルニューオータニで開催されるキャリアデザインセンターの株主総会。お土産はゴディバの高級クッキーなどの入った株主セットを会場入り口で手渡し。かつて、お土産を繰り返し何度も受け取る株主が続出した正栄食品工業がお土産を廃止した例がある。マナーは守ろう。

■ハーバー化粧品で買い物しつつキャンペーンのプレゼントゲット

「無添加主義」を掲げる化粧品のハーバー研究所は、優待として2000円の買い物代金が1000円になる半額券を半期で10枚贈呈している。年間では合計20枚、総額2万円相当と金額は大きいのに、条件は100株以上の保有とハードルが低いのもうれしい。

さらに裏ワザがある。直営店で自社商品を買った人へのプレゼントとして、1万円の買い物をすると2000円相当の商品がもらえるなどのキャンペーンを利用するのだ。買い物代金の半分を優待半額券で支払い、プレゼントも受け取れば、ダブルでお得。

■キタムラの特別優待、スタジオマリオの無料お試し券

写真プリントのキタムラは100株以上保有の株主に自社商品券1000円分(500円券×2枚)が贈呈される。これとは別にもらえる、系列の「スタジオマリオ」の撮影無料お試し券が超お得。写真撮影と4つ切り台紙付きで、なんと税抜き8800円相当の高額優待だ。さらに、スマホやデジカメからのプリント10枚無料券もあり、優待利回りは一気にアップ。

■マクドナルドの優待でお得なのは「グランクラブハウス」!

日本マクドナルドホールディングスの優待でもらえるハンバーガーの無料引換券。どうせ使うなら高い商品を選びたい。最高額メニューはレギュラーなら「グランクラブハウス」。夜マックなら「倍グランクラブハウス」。100円追加するだけでパテが4枚になり、おなかいっぱい。

■飲食優待で大人気のコロワイドは郊外店のコスパ大

コロワイドの優待は年間4万円分のポイントがもらえて、使い方は自由自在。居酒屋、ステーキ、ファミレス、回転すしと選択肢は広いが、費用対効果を考えると、ゆで上げパスタとピザの郊外型店「ラ・パウザ」がおすすめ。食べ放題メニューがあるのでコストパフォーマンス的には最強。


■年間1万円のチムニーの優待券は「はなの舞」のランチで使う

チムニーの優待券は年2回、合計1万円分がもらえる。難点は1回の会計で500円分しか使えないこと。そこで、同社系列の海鮮居酒屋チェーン「はなの舞」でランチタイムに使ってみよう。店舗や季節によって異なるが「日替わり御膳」「焼き魚御膳」など1000円未満のメニューがそろっている。食事代金の半分以上を優待券でカバーできるので、お得感たっぷり。

■値上がり益をしのぐ!? マサルの宝くじ優待

マンションの大規模修繕工事で首位のマサルの優待品は宝くじ。200株以上保有で9月末株主に「年末ジャンボ宝くじ」10枚、3月末株主には600株以上で「サマージャンボ」10枚で、億万長者への道が開ける!? 他にも、リサイクル店のトレジャー・ファクトリーでは買い物券などの優待品のほか、「トレジャーロト」というスクラッチカードが人気だ。抽選で当たる賞品はJCBギフトカード3万円分が5名、ジェフグルメカード1万円分が20名など。

■サガミチェーンの3万円優待で一番おトクなのはざるそば食べ放題

サガミチェーンは1000株以上保有する株主に500円券で年間3万円分の食事優待券を贈呈している。ラーメン店やとんかつ店など運営する業態は多いが、なかでも和食の「サガミ」で毎月末に実施するキャンペーン「晦みそか日そば」で使うのが断然お得。大海老天ぷら盛り合わせ付きのざるそば食べ放題が1990円(税抜き)だ。

(経済ジャーナリスト・大場宏明、伊藤雅浩)

※AERA増刊『AERA with MONEY 大人の株主優待ランキング』より


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