堂本剛「30歳くらいでやめているのかと」キンキ20周年を語る 

堂本剛「30歳くらいでやめているのかと」キンキ20周年を語る 

 1997年7月21日にシングル「硝子の少年」とアルバム「A album」の同時発売でCDデビューしたKinKi Kidsが、今月20周年を迎える。新曲「The Red Light」の発売をはじめ、記念コンサート、音楽番組「LOVE LOVE あいしてる」(以下、「LOVE LOVE〜」)やドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」(以下、「未満都市」)の復活など、イベントが目白押しだ。堂本剛さんにこれまでのことや、これからについて聞いてみた。

*  *  *

──20周年に向けて、イベントが目白押しですね。

 僕は記念日ほど普通に過ごそうとするクセがあって。いろんなイベントがありますが、ナチュラルに柔らかく過ごせたらいいなと思いますね。

──新曲「The Red Light」も発売されます。

 作詞作曲は久保田利伸さんですが、僕自身もいわゆるブラックミュージックと呼ばれているジャンルの曲を作ったりしているので、今回こういう楽曲をいただいてうれしかったですね。

──KinKi Kidsの代表作ともいえる二つのテレビ番組の復活もあります。

「未満都市」は、あのスケールが20年を経てどう描かれるのかが、楽しみですね。「LOVE LOVE〜」は、僕のその後の活動にものすごく大きな影響を与えた番組です。(吉田)拓郎さんともお仕事させていただいて、ギターも始めたり。この間収録をしましたが、ブランクなんかまったく感じない。うれしいんだけど、この時間が終わってしまうのが悲しくもあり。なんとも言えない思いでした。

──KinKi Kidsというグループの特徴について、どう思いますか?

 秋元康さんに「二人ともすぐ顔に出る」と言われたことがあります。たしかに、僕は何事も顔に出やすいんです。眠いときは眠い顔してますし。二人ともあんまり取り繕うタイプじゃないですね。

──お二人は全く性格が違うとお互いに言っていますが、それがよい刺激に?

 いや、「ふーん」という気持ちで、ぼーっと見ています。20年以上ですから、今さら刺激とかはないですね。どちらかというと、光一のほうがジャニーズの王道で、僕は全くそういうんじゃないので。

──アイドルの意識は?

 あまりないです。周りの方がいろいろ言ってくださることで、成り立ってしまうから不思議です(笑)。本人は何にも考えてないのに。

──20年前、今の自身の姿を想像できましたか?

 できませんでした。当時は38歳の男を“アイドル”って呼ぶ感覚はなかったじゃないですか。だから自分も、30歳くらいでやめているのかと思いましたね。

──普通のアイドルはプロデュースされる側ですが、KinKi Kidsは早い段階から制作に関わって自分たちでプロデュースをしてきました。

 そういう役割を頂いていたのは事実ですね。ジャニー(喜多川)さんがそういうふうにしてくれたので。もちろん周りの方の力も大きいですが、現場でものを作っていくのは楽しいですね。言われたことをやるだけだと、つまらないですから。僕は昔、ジャニーさんに「ミュージカルやりなさい」って言われて、断ったんです。同じことを毎日やる能力がなくて、稽古で飽きてしまう。でもその1年後に「音楽やりなさい」って言われて、音楽をやった。曲作りって陶芸をするような感覚というか。自分自身と向き合って作った曲を、たまたまいいと言ってくれる人がいたらうれしいなという、そういう作り方をしています。

──改めて、今の気持ちや抱負をお願いします。

 20周年はお祝いしてもらうものではなくて、僕らが周りの方に感謝の気持ちを伝える機会だと思っています。これからもいろんな人と出会って、その出会いが反映されるようなものを作っていきたいです。

※週刊朝日 2017年7月21日号

関連記事

おすすめ情報

AERA dot.の他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

エンタメのニュースランキング

ランキングの続きを見る

エンタメの新着ニュース

新着ニュース一覧へ

人気記事ランキング

ランキングの続きを見る

東京の新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索