山下智久、新垣結衣ら5人が語る「コード・ブルー」10周年の重み

山下智久、新垣結衣ら5人が語る「コード・ブルー」10周年の重み

 10周年を迎えた人気ドラマ「コード・ブルー」シリーズ(フジテレビ系)。節目となる今年、劇場版が公開される。主要キャスト5人が作品に向き合った10年の重みを語り合った。



*  *  *
──10年もの間関わったこの作品は、みなさんの俳優人生において、どんな作品になりましたか?

山下智久:僕はコンスタントに演技をしているわけではないので、10年も同じ役について考えられる作品に出合えたのは、本当にラッキーだったなと思います。たぶん僕は、死ぬときにみんなの顔を思い出します。それくらい、僕の人生の中では大きな作品になりました。

新垣結衣:私にとっては「学校」です。20代のはじめを見守ってもらって、再会して学び直したり。信頼や尊敬は月日が経つにつれて大きくなってるし、再集結するたびにそれを実感できる関係性はなかなかないと思います。だから劇場版は、大切に見返せるアルバムを作ってもらった感じがしています。

戸田恵梨香:「原点」です。それぞれの変化も成長も見られて、かつ振り返ることもできる場所。今回現場に戻って、自分がとてもフラットな状態に戻れました。

比嘉愛未:同じです。何もわからずがむしゃらに参加して、オンエアで予想以上の反響があって、「冴島を見て看護師になりました」って方もいらっしゃって。役を演じる責任を感じました。たまに見返したりする私の原点です。ずっと忘れたくないし、絶対に忘れない、私の中の宝物です。

浅利陽介:「骨」かな。この作品でいろいろな方に出会ったことで、ドラマを作る大変さを実感しましたし、20代前半だった僕らに先輩方がどれだけよくしてくださってたか、30代になってわかりました。だから若い子たちを見ると、こっちから声をかけてあげなきゃなと思うし。技術的な面でも気持ちの部分でも、僕の支えになっている作品です。

──「コード・ブルー」が10年も続いた理由を、どう感じていらっしゃいますか。

山下:こんなに続くなんて、最初は想像もつかなかったです。

新垣:セカンドシーズンからサードシーズンまで7年ありましたから、私たちもセカンドで終わったと思ってました。

山下:やっぱり、当時20代前半だった僕ら入りたての若手たちに命の尊さをつきつけるという、それまでになかったタイプの医療ドラマだったからだと思います。リアルで嘘がなく、そのうえで人と人のつながりや絆や愛もしっかり描いた、そのバランスが新鮮で、面白かったのかなと感じています。それまでの僕の医療ドラマのイメージは、スーパードクターが超人的な技で患者を助けるというものでしたからね。それと、みんなといると安心するし、信頼感を持って現場に立つことができたことも、長く続けられた理由として大きいと思います。

新垣:右に同じ(笑)。

戸田:同感(笑)。

浅利:そうそう(笑)。

比嘉:その安心感も、単なる仲良しこよしじゃないんです。みんなが別の作品でがんばってるのを見ると嬉しいのと同時に、私もがんばろうって思える。そんな戦友みたいな人たちとは、そうそう巡り合えないと思います。幸運な10年でした。

山下:みんながずっとお互いにがんばってきたから実現できたという面もあります。みんなどんどん忙しくなってるのに、また再集結できてるのは本当に奇跡に近いと思います。やりたいと思うだけでやれる世界ではないですから、この先があるかはわからないですけど、いまはすべてに感謝しかないです。もちろん、見てくださる方たちがちゃんとついてきてくださったことが、一番の原動力だったと思っています。

(構成/ライター・早川あゆみ)

※AERA 2018年7月30 日号より抜粋


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