指原莉乃や朝日奈央は勝ち組!? 厳しいアイドルの「セカンドキャリア」

指原莉乃や朝日奈央は勝ち組!? 厳しいアイドルの「セカンドキャリア」

■AKBグループで卒業後に生き残った川栄、松井…

 NGT48のメンバー暴行事件で揺れるAKB48。4月にグループ卒業を予定している指原莉乃(26)も運営サイドの対応にはっきりと苦言を呈するなど、その存在感を示していた。



「AKB48への加入当初はマイナーなメンバーだった指原ですが、人気メンバーが次々と卒業する中で、グループの中でも代わる人間がいないほどの実力を見せていきました。もともと指原自身もアイドルオタクなので、男性ファンの心理をしっかりつかんでいるし、今回のように何でも自分の意見をはっきりと発信する姿が女性の人気も獲得しつつあります。MCを担うタレントたちからも信頼が厚く、バラエティー番組でも欠かせないキャラになっていて、卒業後も本人の意志が変わらない限り、安定した仕事が入ってくるはずです」(エンタメ情報誌の編集者)

 指原がAKB48のトップになってからすでに数年、しっかりと地盤を固めてきた結果といえるかもしれない。ただ、AKB4メンバーの卒業後の仕事は必ずしも華やかとはいえないことが多い。ほとんどがグループにいた頃のような華やかな仕事もなくなり、大手事務所に所属していてもひっそりと契約終了となっているケースもある。

「大手グループから卒業しても仕事が残っている人は、アイドルから脱却して少しずつ実力をつけてきた人たちですよね。2018年に大活躍を果たし、今年最も注目されている川栄李奈(23)は、もともと演技の勘がいいと言われていましたが、ドラマやCMで存在感を発揮しています。今年は書籍を発売予定の松井玲奈(27)も、また注目を集めそうですよね。それから、表舞台ではさほど見ることはないですが、元SKE48の平松可奈子(27)は、オスカープロモーションに所属し、ファッショブランドなどのプロデュース業が成功。年収が数千万あると話題となっていました。彼女たちも大手プロダクションに所属していますが、自分の売りどころを見つけ、独自のキャラクターを作り上げている。いずれにしても個人が地道に努力を重ねないと芸能界では生き残っていけませんからね」(同)

 こうした中、芸能リポーターの川内天子氏は、グループ卒業後に明暗を分けるアイドルについてこう分析する。

「卒業すれば、個人として見られるのでよほど才能があるか、相当の努力をしないと成功しません。グループの中の“個性”と、1人のタレントのそれとではまったく違う。ファンの多くはグループの中にいるアイドルが好きなのであって、もともとそのアイドル個人が好きだったわけではないのです。前田敦子(27)も今でこそ女優としての評価が上がってきましたが、AKB48卒業直後は『演技が下手』だと散々な言われようでした。一方、卒業後に苦戦するケースで多いのは、もともと女優や歌手志望だった子がまずアイドルグループに加入したタイプでしょう。指原のように『アイドルに始まり、アイドルで終わる』という確固たる強い信念がないと、芸能界では生きていけないでしょう」

■お笑い芸人とのネットワークも鍵に

 もはやアイドル戦国時代は過ぎ去り、大人数が所属するアイドルグープも新陳代謝を図っている。メンバーたちは卒業後のセカンドキャリアをどう築いていくかが課題となっているわけだ。

 そんななか、2019年からの活動に注目したいのが、元アイドルング!!! の朝日奈央(24)だ。「ゴッドタン」(テレビ東京系)で注目を集め。最近徐々に出演機会が増えている。

「アイドリング!!! からの卒業当初、事務所からかなり売り込みがありましたが、制作側の反応は『とりあえず穴が空いたら使ってみるか』という程度でした。今もバラエティー番組だと、鈴木奈々(30)が圧倒的にキャスティングに上がってきて、滝沢カレン(26)や岡田結実(18)、最近だと丸山桂里奈(35)が続く印象です。彼女たちがはまらなかった場合に、朝日が検討されているといったイメージですね」(バラエティー系放送作家)

 年末年始の特番など、地上波でも少しずつ存在感を見せ始めた朝日。そこにはやはり、バックヤードでの努力がしっかりとあったようだ。

「アイドリング!!! 自体が、いま絶好調のバカリズムさんにしっかりとバラエティーの指導を受けているので、他のグループよりも着実に仕事をこなしている印象です。朝日自体は、そうしたバカリズムとの”師弟関係”は、昨年末に放送された『ゴッドタン』でも垣間見られました。まだ、すごくうまいっていうわけではないですが、卒業当初は、アイドリング!!! 時代の悪口を言ったりする程度だったのが、少しずつ成長してきたんではないでしょうか」(同)

 朝日はバカリズム以外にもお笑い芸人とのネットワーク作りに積極的という話もある。

「朝日は『ゴッドタン』でお笑い好きに認知されてきた感じですが、実はAbemaTVの『フジモンが芸能界から干される前にやりたい10のこと』などの番組で、着実に芸人さんとのネットワークを広げてきていたんです。藤本敏史さんからも信頼されているようですし、番組終了後にはしっかりと『今日の私どうでしたか?』という感じでスタッフに指導を仰いでいました。それも、エレベーターに乗ってもまた聞いてきたりするので、現場後の社交辞令ではなく、ちゃんとテレビタレントとして修練をつもうという意志があったんだと思います」(バラエティー番組制作スタッフ)

 NGT48の事件などもあり、今年はさらに卒業アイドルが大量に業界に流出しそうだ。ポストアイドル戦国時代になりそうな中で、バカリズムのような“メンター”がいる朝日のような存在は強いかもしれない。(ライター・今市新之助)






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