篠原涼子(46)が主演を務め、4月15日からスタートするドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ系)。篠原演じる一匹狼のスーパー派遣社員・大前春子の活躍を描いた作品の新シリーズで、前作は2007年に放送され平均視聴率20%を記録。人気ドラマの続編ということもあり注目が集まっている。



 まさに篠原の代表作と言っても過言ではない同作だが、篠原といえば他にもドラマ「アンフェア」(フジテレビ系)や「anego」(日本テレビ系)など、強くてデキる女性を演じ続けてきた。そんな彼女に対し、「カッコイイ女性」「オトナ女子」というイメージを持っている視聴者は多いだろう。しかし、近ごろSNS上でネガティブな声がちらほら聞こえてくるようだ。

 昨年6月に放送された「TOKIOカケル」(フジテレビ系)では自ら匂いフェチであること告白。特に男性のもみあげや生え際の匂いが好きで、TOKIOのメンバー全員の耳の裏の匂いを嗅ぎ、それぞれどんな匂いか説明していたのだが、SNS上では「自分のことをいい女だと思ってるんだろうな」「20代の俳優にやったらセクハラ」など、厳しい意見もあった。

「昨年、映画の試写会に出席した際、『母親の誕生日プレゼントは何がいいか?』という質問に、『美容系、健康グッズは大歓迎。あと、誰にも見せないけど下着』と返答。これにも、ネッ上では若い層から『母親に下着あげようと思わない』『母親の下着とか買いたくない』と冷めた声が。篠原さんもアラフィフに差し掛かかり、いい女風の言動がしっくりこなくなったという視聴者が増えているようです」(スポーツ紙の芸能担当記者)

 さらに、“ぶりっ子”な態度にも引いてしまう人もいるようだ。

「昨年放送された『さんまのまんま』(フジテレビ系)では、手料理を披露する際、エプロンが一人で着られず、猫なで声でさんまに甘えていました。同番組で篠原がエプロンを着るのは定番ネタなのですが、そんなぶりっ子も視聴者によっては『痛い』と感じてしまうのでしょう」(同)

■東野幸治とのキスが忘れられない!?

 そんな篠原だが、女優としてブレイクする前はバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)にレギュラー出演し、様々なコントで体を張っていた。例えば自分の頭でボウリングをやったり鼻フックに挑戦するなど、今では考えられないようなコントに挑んでいたことは有名だろう。

「それを黒歴史にしないところは好感が持てます。『バラエティがあったから今がある』とトーク番組で明かしていました。当時、共演していた東野幸治とバラエティ番組で再会した際は、過去に番組で東野からキスされたエピソードを披露。東野がいきなりキスをしてきたそうで、『あの味は今でも忘れられない』『けっこう濃厚』と言い、笑いを取るほど。そんな、過去をネタにできる潔さは単純にかっこいいと思います。そもそも、篠原の魅力はかっこよさと可愛さが混在しているところ。今は痛々しいという意見もありますが、50代になれば一周回ってぶりっ子やいい女風の言動もしっくりくると思います」(同)

 ドラマウォッチャーの中村裕一氏は、女優としての彼女の魅力についてこう分析する。

「良い意味で自己主張せず、どんな役にも染まれるのが彼女の強みだと思います。これまで作品に恵まれてきた印象もありますが、逆に見れば彼女でなければヒットしなかったとも言えます。伝説のアイドルグループ『東京パフォーマンスドール』のメンバーとして華々しくデビューした過去を持ち、ダウンタウンの番組で強烈なコントの洗礼を浴びたかと思えば、小室哲哉プロデュースでダブルミリオンヒットを飛ばす。舞台、映画、ドラマと活躍の場を選ばず、流れに身を任せながら役になりきるタイプの女優と言えるでしょう。コロナショックで派遣社員への風当たりが厳しくなりそうな昨今の世相もあり、今回の『ハケンの品格』は大いに注目したい」

 バラエティ番組で見せる姿とドラマや映画とのギャップもファンを惹きつける要因になっているだろう。13年ぶりに新シリーズがスタートする「ハケンの品格」で、どんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。(丸山ひろし)