新型コロナ対策で多くの人々が“活動自粛”を強いられる中、一部の芸能人の行動が批判の的となっている。ある民放テレビ局の情報番組スタッフはこう語る。



「緊急事態宣言前とはいえ、3月上旬にタレント仲間と深夜まで自身の誕生日会を開いたという『ハリセンボン』の近藤春菜さん、同月下旬に渋谷で朝方まで仲間と居酒屋やバーをハシゴしたという『ピース』の又吉直樹さんはまずかった。どちらもその様子をキャッチした『フライデー』の記事が出た途端、ネットを中心に批判の声が上がっています。2人とも好感度が売りで情報番組のコメンテーターなども務めていただけに、今後の仕事にも影響が出かねません」

 極めつきは今月上旬、夜の銀座で大はしゃぎする様子を同誌にキャッチされた俳優・山田孝之。当日は合コンを開く予定だったが、女性陣がドタキャンしたため男性3人を引き連れ高級すし店などを訪れたという。

「山田さんは既婚者だけに、合コンまで開催されていたらさらなる批判の的になっていたかもしれません」(同番組スタッフ)

 対照的に、早期からコロナ対策に力を入れているのがお笑い界の大御所・ビートたけしだという。TBSの番組スタッフが明かす。

「たけしさんは3月上旬くらいから自前のスプレー式のアルコール消毒液をバッグに入れて常時持ち歩いています。複数本を持ち歩いていることもあり、ウチの『新・情報7days ニュースキャスター』の本番前の楽屋などで、付き人や懇意のスタッフの手や顔に自らスプレーしていました。たけしさんに直接吹きかけてもらえるありがたさやレア感もあり、日によっては行列ができることも。本人は『どこまで効くかわかんねえけどな』と言いつつ、まんざらでもない様子でした」

 この微笑ましい“コロナ対策ルーティン”については、一部からはこんな声も聞かれる。

「たけしさん本人がわざわざ消毒液を購入しているとは思えませんし、弟子に買いに行かせているそぶりもありませんから、今年2月に再婚したことが明らかになった18歳年下のビジネスパートナーの女性の意向が反映されたのではないかとも言われています。たけしさんも70歳を超える高齢ですし、仕事柄、多くの人と接する機会は避けられない中、その身を案じて感染防止策の一つとして勧めたのだろうともっぱらです」(同番組スタッフ)

 ウイルスは様々な人間模様を浮き彫りにするようだ。(立松茂)

※週刊朝日  2020年5月8‐15日合併号