新型コロナウイルスの収束に向け、SNS上で外出自粛を呼び掛けた歌手・工藤静香に批判の声が目立つ。



 4月26日に自身のインスタグラムを更新した際、24時間で投稿が消えるストーリーズ機能を使い、愛犬を抱っこした動画で、

「不要不急 海に向かうのはやめて下さい。現地の方々迷惑しています」

 と呼びかけた。緊急事態宣言が発令されているにもかかわらず、海岸沿いの行楽地にはサーファーや潮干狩りなどを楽しむ家族連れらが集まり、問題となっていた。

 工藤と夫・木村拓哉は「サーフィンデート」が週刊誌で過去に報じられるなど海への愛着が強い。地元住民の気持ちを配慮しての呼びかけだったが、ネット上では、

「上から偉そうに言われたくありません。言葉遣いとか、相手の気持ち考えて書き込んだ方がいい」

「やめてくださいとか、迷惑していますとか、なんでそんな強い物言いなの?」

 など不快感をあらわにするコメントが殺到した。

 ただ、工藤には同情の声も上がる。芸能担当のスポーツ紙記者は、こう分析する。

「工藤さんは2017年にインスタグラムを開設してから何度も炎上してきましたが、ここ最近は一層、風当たりが強くなっています。海に行かないように呼びかけた今回のインスタも、他の芸能人だったらこんなに炎上しないはず。夫の木村さんがイメージチェンジして家庭を世間に出すようになってから、反発するファンの怒りが工藤さんに向けられているように感じます」

 木村がトップアイドルとして絶頂期を迎えていた00年に2人は結婚したが、家族の話題はメディアに一切出していなかった。そのスタンスに変化が出てきたのはここ数年だった。

 次女Kokiが18年、長女Cocomiが今年3月に華々しく芸能界デビュー。木村も4月13日に自身の中国版ツイッターの「微博(ウェイボー)」で若い頃のツーショット写真を公開した。木村が静香のほおを手で挟み、顔を寄せ合うラブラブの写真で翌14日に50歳の誕生日を迎える工藤を祝福したものだった。過去に夫婦のツーショットを公開したことがなかっただけに、この写真に衝撃を受けたファンは多い。

「おめでとう。素敵な写真です!」

 など祝福のメッセージが多かったが、

「こういう写真は見たくなかったのでがっかりです」

 と落胆のコメントも見られた。

 木村を応援する女性ファンを中心に、工藤に向けられる視線が厳しいという見方は一理ある。もちろん、工藤のインスタグラムには応援のメッセージも数多く寄せられている。独特の感性は大きな魅力でもある。今後もSNS上で発信するメッセージが注目されそうだ。(牧忠則)

※週刊朝日オンライン限定記事