子どもがハマる3つの「手帳」活用術で時間管理ができる子に

子どもがハマる3つの「手帳」活用術で時間管理ができる子に

 子どもが自分で時間管理ができるようになってほしいなら、「子どもにも手帳を使わせてみましょう」と話すのは、長年の学習塾での指導経験をもとに「子ども手帳」を開発した石田勝紀さん。発売中の『AERAwithKids』(朝日新聞出版)では、「やらされ感」なく、子どもが自然と時間管理を身につけられるテクニックを聞きました。

*  *  *
 その日の予定を、大人は手帳やスケジュールアプリで管理しています。一日のうちにやることが増えてくると、時間と予定を「見える化」することがいちばんわかりやすいですよね。この手帳やスケジュールシートを、子どもにも使わせてみましょう。「ちょっとハードルが高くない?」と思いがちですが、石田さんは「子どもがハマるしくみを上手に取り入れれば、続きます」と話します。

 用意するのは、手帳かノート。好きなデザインを子どもに選ばせるといいですね。女の子なら、シールやテープでデコってもOK。お気に入りの一冊であることが大切です。

 次に、1週間分の予定(プリントや習い事など)を子どもに書かせてみます。低学年なら、親子で相談しながら一緒に進めましょう。あとは、できたことをマーカーなどでシュッと消して、できなかったことは残しておく。基本の使い方は大人と同じです。

(1)やり終えたものを消す
 項目がどんどん塗りつぶされれば、終わったことが一目瞭然。「頑張った」実感が得られるし、「もっと頑張ろう」という意欲も生まれます。

 そこで、できたことをポイント化してみましょう。勉強ならポイント○点、お手伝いなら□点、という具合です。

(2)ゲーム感覚で楽しむ
 手帳にポイント制を導入すると、子どもたちが大好きなゲームのエッセンスが加わります。ゲームは頑張れば頑張るほどバージョンアップしたり、点数が上がったりと、自分がどれだけできたか、成長したかが見える化されます。だから子どももうれしいし、続けたくなるのです。

 さらに、ポイントがたまったらごほうびを考えてもいいでしょう。

「ゲームなどの欲しいものをごほうびにすると、それを得た瞬間に目標を達成してしまうので、継続のモチベーションが落ちてしまうことがあります。逆に、ノートや文房具などの一般的なものは、継続する可能性が高い。ごほうびのコツです」(石田さん)。

 ポイント1点につき1円の「報酬制」もひとつの手。子どもはポイントがたまるとうれしくて、つい頑張ってしまいます。親としては、ごほうびを取り入れると、それを目的に動く子どもにならないかが気になるところですが、これはあくまで「通過点」。

(3)「できる自分」を実感させる
「最初はポイントが目的で動いていても、継続して行うことでだんだんと『できる自分』になります。すると自己肯定感もアップ。そうなると、もはやポイントが目的ではなくなっていくんです」(石田さん)

 手帳づかいに慣れてくると、自分でできることが自信となります。「できる自分」がうれしいし楽しい。だから長続きして、定着するのです。でも、どうしても気になるなら、終わった作業の消し込み作業をするだけでも効果大。これだけでも、モチベーションが上がります。

 今年こそ、自分から動ける子どもに! わが家でも子どもに手帳を使った時間管理を取り入れてみましょう。

「一度習慣化すれば、子どもは自分で動けるようになります。毎日の歯磨きが当たり前にできるように、勉強も習慣化さえできれば、必ず結果につながります」(石田さん)


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