紀子さま友人が明かす 秋篠宮家“大批判”の真相

紀子さま友人が明かす 秋篠宮家“大批判”の真相

 週刊誌やネットで秋篠宮家バッシングがエスカレートしている。「早く天皇をやりたいという『秋篠宮の乱』」「紀子妃がのんきに旅行」「悠仁さまには友人がいない」……。一体、どこからそんな情報が流れているのか。紀子さまの長年の友人が真相を語った。



*  *  *
 秋篠宮妃紀子さまの長年の友人である女性は、今月中旬に発売された女性週刊誌の記事を見て驚いた。

<紀子さま「悠仁さま刃物事件」から長野スキーへ直行!の慄然>
<紀子さま 母子スキー旅行を初日で切り上げ 急きょ帰京の戦慄>

 お茶の水女子大学付属中学校で、秋篠宮家の長男、悠仁さまの机に刃物2本が置かれる事件が起きた4月26日に、紀子さまと悠仁さまが長野県にスキー旅行に出かけたという記事だった。

「この代替わりの大切な時期に泊まりがけで東京を離れることが軽率であり、事件が発生して犯人も逮捕されていない危険な状態であるのにいかがなものか」と「紀子さま批判」を展開した記事もあった。

 しかし、実際の話は違う。

 事件当時、悠仁さまの学級は体育の授業で教室は無人だった。戻ってきた生徒らは、誰かのいたずらではないかと考え、学校側も犯罪とは認識していなかった。そのため、大きな騒ぎとはならず、この日の夕方、悠仁さまは長野県への「ひとり旅」に出かけた。宮内庁が事態を把握したのは翌27日朝。連絡を受けた悠仁さまは旅行を中止して、この日帰京した。

 これが事件発生後からの大まかな流れだ。女性週刊誌の記事は、誤った情報をもとに作られたとみられる。

 冒頭の友人女性は当惑の表情を浮かべ、「そもそも、当初から悠仁さま単独の旅行と決まっていたのです。4月末から5月初めは代替わりに伴う儀式や行事が控えており、紀子さまは、『この大切な時期ですから、私は一緒に行くことはできない』と言っていたのに……」と話す。

 もちろん「ひとり旅」には護衛も、付き添った大人もいる。友人女性が続ける。

「旅行の目的もスキーではなかった。ご両親は、自分たちは公務で忙しいが、12歳の悠仁さまには、自然と触れ合い、土地の風土を肌で感じ、情緒を育む経験を積んでほしい、というお気持ちでした」

 刃物事件での秋篠宮家批判は、さらに続いた。女性誌以外の一部の週刊誌では、上皇后となった美智子さまが、公人としてクラスメートや保護者、学校などに迷惑をかけたのだから秋篠宮夫妻がお詫びすべきだと考え、上皇さまも同意見だったが、「秋篠宮さまは『大騒ぎする話ではない』『悠仁が悪いことをしたのでもないのに』と、(謝罪の)コメント発表は見送られた」と書かれている。

 この点について上皇ご夫妻に仕える宮内庁幹部は、「ご家族間でそのようなやりとりがあったのか、真実はご本人方にしかわからない。しかし、上皇、上皇后両陛下が秋篠宮家の問題に口を挟まれるかどうか……」と首をかしげる。先の友人女性も話す。

「紀子さまとこの件を話題にしていないので、真実はわかりません。しかし、個人的には、ありえない話と感じます。紀子さまは、事件直後から学校の生徒や保護者が不安に陥っていないか、自分たちの言動で事件に関して学校関係者などが責められたり、傷ついたりすることはないか、と気にかけてきました。秋篠宮さまも、一つひとつにお考えがあって、言動をなさる方です」

 秋篠宮家に対する批判は、宮内庁職員やスタッフの紀子さまへの不満という形で数年前から、少しずつ報じられてきた。本誌でも、「秋篠宮邸で働くのはきつい」と、職員が口にしているのを聞いており、他にもそうした声が宮内庁内で出ているのは確かだ。

 だが、ここ数カ月は、秋篠宮家への批判が目に見えて過激になり、さらにエスカレートしている。

 秋篠宮さまが、昨年11月の誕生日の会見で、天皇の代替わりに伴う大嘗祭は宗教色が強いことから、皇室の「私費」にあたる「内廷会計」で賄うべきだと発言した際も、「(宮内庁長官らが)聞く耳を持たなかった」と強い表現を使ったことから、批判を受けた。

「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」

 今年4月に朝日新聞が、高齢で即位する難しさを指摘した秋篠宮さまの言葉を掲載した。すると、新天皇に対する「早期退位勧告」と一部の週刊誌で曲解され、ネット上でも同様の分析が拡散された。

 秋篠宮さまは、意に沿わない形で解釈されたことに、戸惑っていたという。

 秋篠宮さまと親しい、国立科学博物館館長の林良博氏は、エスカレートする秋篠宮家への批判にいら立ちを隠さない。

「秋篠宮さまは、ご自身の立場をわきまえる、節度のある方です。お兄さまの新天皇陛下とも非常に仲の良いご兄弟で、陛下を支える役目に徹しておられるのは間違いありません。ご兄弟で争う、などとうがった報道は、非常に腹立たしい」

 元宮内庁職員の山下晋司氏は、「眞子内親王殿下と小室圭さんのご結婚問題が、秋篠宮家への批判の口火となったのは明らかです」と話す。

 重ねて、勤務先の奥野総合法律事務所が生活費を支援しての米フォーダム大学への留学や、大学が小室さんの入学を「プリンセス・マコの婚約者」とホームページで紹介し、学費の全額免除という奨学金を支給したことなど、小室さんが眞子さまとの関係から特別扱いされたのではという待遇の不透明さなどに世間の不信感が募った。

 秋篠宮さまは、昨年の誕生日の会見の場で「このままでは、婚約にあたる納采の儀を行うことはできません」と発言し、小室家の金銭問題に対し、明確な説明を求めたが、次女の佳子さまは「姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい」と文書で発言したことに、「親子断絶」などと報じられもした。

 現在のところ、二人に進展はなく、小室圭さんの代理人弁護士は、メディアの取材に、「二人は頻繁に連絡を取っている」などと答えており、小室さんと眞子さまの結婚の行方に着地点は見えない。

 悠仁さまをめぐっても、「学校で友達がいない」「周囲から浮いている」といったネガティブな報道が目立つ。

 だが、こうした記事について先の友人女性は、一笑に付す。

「悠仁さまは、お茶の水女子大付属小の頃から、放課後にお友達と遊ぶのを、それは楽しみにしていました。大勢の友達に恵まれて下校時間ギリギリまで遊ぶのが楽しくて仕方がないという生活です。学校では、放課後に校内に残って遊ぶためには、保護者が書類にサインをする必要があるのです。悠仁さまは宮邸に帰ってお母さまの顔を見ると、真っ先に明日遊ぶための書類にサインをせがむそうです。サインをもらい忘れたときは、相当にしょげていらしたそうですよ」

 こんな報道もあった。

 4月8日、お茶の水女子大付属中の入学式で、今年から始まった新入生代表宣誓を、114人いる中で悠仁さまが行ったことに対し、「悠仁さまが選ばれたことに違和感がある」「特別待遇」などと選出過程に懐疑的な見方を示す内容だった。

 学校側は本誌に、宣誓を始めた理由について、「国からの予算が毎年削減され、学校の経営が苦しい状況で生徒の母校愛を育むため」と説明。代表となる生徒の選出基準については、「学業を申し分なく修め、豊かな人格的成長が認められる生徒を総合的に判断して選出した」と答えた。

 悠仁さまの成績は、学年でもトップクラス。代表の候補に選ばれて、やる意思があるか聞かれた悠仁さまは「やる」と答えたという。

「雅子さまと愛子さまへのライバル心から、悠仁さまの東大進学を目指している。特に、農学部が候補となっている」といった報道もあった。

 小学生の頃は、昆虫が大好きで図鑑を熱心に読んでいたという悠仁さま。知識欲は旺盛で、いまは不思議や驚きを体験できる、化学の実験に興味を示しているという。

 先の林氏が言う。

「私が東大農学部の学部長を務めていた時期は、たしかにご家族で、東大の演習林に滞在され山登りをなさったこともあります。しかし、それは悠仁さまが生まれる前の話で、秋篠宮家は、悠仁さまのご興味と意思を第一に尊重なさるご家庭です。対抗意識で、ご長男の進学先を決めるなどということは、まず考えられません」

 本誌でも、宮務主管として秋篠宮家を支えていた故・日野西光忠氏からこんな話を聞いた。

 秋篠宮さまとの食事の席で、悠仁さまの教育話で盛り上がった。東大出身の日野西氏は、「目指せ東大」と冗談交じりに伝えたのだという。悠仁さまが小学校に入ったばかりの頃の話だ。

 次第に、悠仁さまの東大進学が秋篠宮ご夫妻の希望である、といった趣旨の報道が目につくようになったが、日野西氏はこう話していた。

「あくまで、悠仁さまの進学への意思と学力がどこまで伸びるかが全て。両殿下の希望で進学先を決めるご家庭ではない」

 一方、山下氏は、1993(平成5)年に起きた、週刊誌と月刊誌による「皇后バッシング」をほうふつさせる状態だ、と振り返る。山下氏は当時、宮内庁で広報を務めていた。こう語気を強める。

「あのときは、皇后陛下(当時)が10月20日のお誕生日当日に倒れ、声を失った。それでようやくバッシングが収束した。最近の秋篠宮殿下のご様子を拝見すると疲労の色が強いのが気になります。あのときと同じようにならないよう、宮内庁は早めに手を打つべきだ」

 代替わり後の5月から秋篠宮ご夫妻を支える皇嗣職大夫(こうししょくだいぶ)が定例会見を行うことになり、発信の場はできた。(本誌・永井貴子)

※週刊朝日  2019年5月31日号


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