9月17日(木)に放送された「野球脳サバイバルナイター」(日本テレビ系)にプロ野球ファンから批判の声が高まっている。



 同番組は、元プロ野球選手である解説者などがプロ野球の生中継を見ながら、バッターに対し「ホームラン」「ヒット」「犠打・犠飛」「フォアボール」「アウト」のどれが出るかを予想し、ポイントを競うという内容だ。

 この企画は、8月20日(木)に第1弾が放送されており、その時からすでに批判の声が続出していた。今回、演出の変更などがあるのかが注目されていたが、前回とそれほど大きく変わりのない内容だったせいか、再び批判を受けるかたちとなった。

 この日は、高橋由伸、江川卓、松中信彦、川上憲伸、赤星憲広、山本昌とレジェンド級の元選手が出演。特別ゲストとして、KAT−TUNの亀梨和也も参加していた。

 SNS上などでは、「この予想するやつ、何が面白いの?」「バッターがアウトかヒットかなんて予想するの難しいよましてやホームランなんて無理でしょ笑やめてほしい!」「日本テレビよ、目の前の試合に集中させてくれ。無理やりバラエティー番組をぶっこむな!」「観てる方は何も楽しくない…それをやるのは居酒屋のおじさん達だよ…」と不満の声が溢れた。

 さらに中継の画面上には、出演者の顔が逆L字型にワイプで表示され、ポイントが低ければ「脱落」となり、モノクロの静止画に切り替わる演出もあったのだが、なぜか亀梨だけは「脱落」になっているにも関わらず、リアルタイムで映像が動いていたりするなど、ルールがあやふやな点を指摘する意見も多くみられた。

 プロ野球中継を毎回楽しみにしている理容室のオーナーの男性(35)は「こんな予想なんて結局、運。ホームランの予想なんて当たるわけない。しかも亀梨くんは『脱落』なのに動くんですね(笑)。選手は一生懸命プレーしているのに、ちょっと小馬鹿にしている感じがする」と語り、家族全員巨人ファンの会社員の男性(36)からは「正直バッターの予想よりもピッチャーの予想のほうが知りたい。次の配球はストレートなのか、変化球なのか。配球の意味を全員で解説するほうが面白いのに」などの声も上がった。

 今回の「野球脳サバイバルナイター」で、最も予想が当たり、ポイントが高かったのは江川卓。番組終了直前に、アナウンサーから感想を求められた江川は「たまたまついていました」とコメント。まるでクイズ番組のようなこのプロ野球中継は、いつまで続くのだろうか。多くのプロ野球ファンの声に、少しでも耳を傾けてもらいたい。(文/AERA dot.編集部・岡本直也)