3月9日、最後の公務となるコモンウェルスデーの礼拝に出席したメーガン妃(サセックス公爵夫人)。ファッションデザイナーのドン小西さんがファッションチェックした。



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 あたしが住んでいる白金界隈のウワサに「そもそも王室離脱が、メーガン妃が出した結婚の条件だった」っていうのがあるんだけどさ。ロイヤルとして最後の公務になるこの日のファッションを見ると、あながちただのウワサとは思えなくなったよ。だって、王室や国民へのサービス服として、あまりにも考え抜かれているんだもん。

 ロイヤルらしさをしっかり押さえた膝下ワンピースだけど、グリーンという色や、肩にひっかけるオーバーストールなんかに、さりげない大胆さも。聞けば、キャサリン妃御用達のデザイナーのものだそうだし、同じグリーンで、帽子やバッグを合わせているのも、これまたロイヤルっぽいよね。

 そんな、英王室をテーマにしたお芝居の舞台衣装みたいなファッション。たったひとつ、ベージュのパンプスにだけは、彼女の素が見えるよね。ここまでやったら普通は、靴も黒かグリーンを持ってきそうだろ。それ以外は、最後に身も心も王室に捧げた感じ。あと、よろしくっ!ていう心の声が聞こえてきそうだよ。さすが女優。おつかれさまでした〜。

■評価は……?
4DON! 「キャサリン様より大味ですが」
※満点は5DONです。

(構成/福光恵)

※週刊朝日  2020年3月27日号