本日、PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ記者会見がパルコ劇場にて行われ、オープニングシリーズ最初の上演となる『ピサロ』に出演する渡辺謙と宮沢氷魚が出席し、作品への熱い意気込みを語った。

「渋谷PARCO」建替えのため2016年夏より休館していたPARCO劇場が、2020年3月13日より2021年5月上旬までオープニング・シリーズを行なう。その第1弾となる『ピサロ』は、1985年に山崎努主演で上演された伝説の舞台を令和に蘇らせる。

渡辺は「演劇が分からない僕にいろいろなことを教えてくれた演劇人生のエポックになる劇場です」と感慨深い表情で語ると「喜びと緊張が混ざったような不思議な感覚。第1発目ということで、ある種のプレッシャーはありますが、キャスト・スタッフを含めて、一つ一つ命を吹き込んでいきたい」と意気込みを語る。

一方、ピサロ役の渡辺と対峙するインカ王・アタワルパ役を演じる宮沢は、2018年に上演された三島由紀夫最後の長編小説を舞台化した『豊穣の海』でパルコ公演を経験している。「『豊穣の海』で東出(昌大)さんと共演し、昨年は(東出の妻の)杏さんと(ドラマ『偽装不倫』で)ご一緒しました。そして2020年、本丸の謙さんとこうして同じ作品に出演できるのは光栄です」とちゃめっけたっぷりに挨拶すると「シリーズの最初というプレッシャーはありますが、楽しんで向き合いたい。新しいPARCOならではの作品になればいいなと思っています」と力強く抱負を述べた。

会見には渡辺、宮沢のほか森新太郎、三谷幸喜、大泉洋、山本耕史、竜星涼、長田育恵、宮藤官九郎、河原雅彦、生瀬勝久、池田成志、古田新太、前川知大、杉原邦生、市川猿之助、天海祐希、G2も出席。生まれ変わった劇場は、舞台上も客席も広くなり、楽屋もきれいになったという。

三谷や河原ら演出を務める人間にもやりがいが増す施設に生まれ変わったが、それぞれ口を揃えて「やってみないとわからない」と手探り状態だという。そんななか、トップバッターとなる『ピサロ』の渡辺は「お客さんは従来の見え方とは違う印象を持つと思う。思い切り(舞台上を)汚していきたい」と独特の表現を用いて期待を煽っていた。