障害者スポーツの現状を学び、環境の充実につなげるパネルディスカッションが14日、愛媛県松山市三番町6丁目のコムズであった。県内の現役パラアスリートや支援活動を行うNPO法人理事長らが課題や取り組みを語り、今後の活動へのヒントを探った。
 えひめ障がい者スポーツ研究会の主催で約40人が参加。昨年1月の車いすテニス世界ジュニアマスターズで準優勝した清水克起選手(19)=ファインデックス=は「車いすテニスに特化したコーチ、トレーナーが県内に少ない」とし、レベルアップへ指導者育成の必要性を指摘。陸上の菊池紗弥香選手(19)=フジ=は指導陣の拡充に加え、練習仲間の増加を望んだ。
 就労支援もテーマに上がり、ファインデックスの社員は「支援しているとは思っていない。仕事を身につけ、引退後は業務での貢献を求めている。現在は会社名の宣伝を給与分してくれている。今も将来も会社に与えてくれるものがあるという考え方で、一緒に仕事をしている」と会社の方針を説明した。
 参加した松山城南高校福祉科の生徒も発言し「きょう知ったことを学校で発信したい」と話した。