新型コロナウイルスの影響で小学校が臨時休校となる中、放課後児童クラブや放課後子ども教室で過ごす子どもらに感染を防ぐ行動を取ってもらおうと、愛媛県宇和島市は各教室に保健師らを派遣する対策に取り組んでいる。児童は手洗いの大切さや生活の中で心掛けることを詳しく学び、意識を高めている。
 保健師や栄養士が16日までに全13教室を訪問。12日は明倫小(同市文京町)内の放課後児童クラブで、1〜3年生計14人を対象に健康教室を開いた。
 保健師らは紙芝居などを使いながら「感染が広がらないよう一人一人が気をつけましょう」と語り掛け、手洗い▽せきエチケット▽熱や鼻水が出て風邪をひいたら家で休む―が大事だと説明した。
 「いろんな所にウイルスはひっついている」として、30秒〜1分間の手洗いで親指や手首もしっかり洗うようアドバイス。せきやくしゃみが出るときは鼻と口を全て覆うようにマスクをし、手に入らない場合はティッシュやハンカチ、自分の袖で防ぐよう伝えた。
 ウイルスが体に入っても負けない免疫力をつけるために「よく食べ、よく動き、よく眠って」と呼び掛け。食事は1日3食取ってお菓子を食べ過ぎないようにし、風呂掃除や食器洗いなど家の手伝いで体を動かすよう勧めた。睡眠は1〜3年生で10〜11時間必要だと話した。
 児童は正しい手洗いの仕方を伝える映像を見て「こんなに長くするんや」と驚きの声を上げて見入り、注意喚起する保健師らの話にうなずいていた。
 市は施設の管理や指導員の相談にも対応しており、今後も必要に応じて教室を訪問する。