中村時広知事は24日、愛媛県庁で会見し、県立学校を新学期から再開すると発表した。新型コロナウイルス感染予防として、教室の換気、教職員や児童生徒の検温などを徹底。入学式は参加者の制限や時間を短縮して実施することとした。
 大半の学校は4月8日から新学期が始まり、入学式を同9日に行う。換気の悪い密閉空間▽多くの人が密集▽至近距離での会話や大声での発声―の三つの感染リスク管理を徹底。臨時休校中の学習状況を踏まえて補習などを行うほか、感染が拡大していない地域での部活動や近隣校との試合は感染対策を講じた上で実施可能とした。
 松山市の県立高校長は、学校再開の方針に理解を示しながらも「早く通常の学校生活に戻れたらいいが、生徒の健康が一番大切」と複雑な心境を語る。
 小中学校の対応は県立学校を参考に市町教委が判断する。松山市教委学校教育課は「通知の内容を確認し、できる限り早く決めたい」と説明。小学校で4月8日、中学校で同9日に予定している入学式については、状況を見極めて慎重に実施の可否を決める。