新型コロナウイルスの影響で小学校などの卒業式の規模が縮小していることを受け、県内のプロスポーツ4クラブが連携して卒業生に向けた動画制作を進めている。
 4クラブはサッカーの愛媛FCとFC今治、バスケットボールの愛媛オレンジバイキングス(OV)、野球の愛媛マンダリンパイレーツ(MP)。選手らが祝福のメッセージを寄せて約1分の動画にまとめ、27日夕に4クラブの会員制交流サイト(SNS)などで発信する。
 FC今治は県内の小学校で卒業式が行われた24日に撮影。練習後に全選手がカメラの前に並び、メッセージに添えて笑顔で手を振るなどして思いを込めた。
 小学4年生と1年生の子どもがいるMF橋本英郎は撮影後、「休校になった子どもだけでなく、家で面倒を見ている親も大変。単身赴任なので妻の負担が大きく、心配でこまめに電話している」と語り、卒業生には「普通とは異なる特別な卒業式だったとプラスに捉えてほしい」と呼び掛けた。
 4クラブは2月下旬に感染予防などを訴える動画「いまわたしたちにできること」を制作するなど、力を合わせた情報発信に取り組んでいる。