『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』完成披露舞台挨拶完全レポート

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』完成披露舞台挨拶完全レポート

倍賞美津子が「アンタ、全部脱がせなさい!」感動シーン誕生秘話

1月29日(火)、東京都港区のスペースFS汐留にて2月22日(金)公開の映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の完成披露試写会が行われ、上映前舞台挨拶に主演の安田顕さん、倍賞美津子さん、松下奈緒さん、村上淳さん、石橋蓮司さん、大森立嗣監督が登壇しました。

早速、大きな拍手の中、豪華キャストが登場!

・安田さん
いつもはこの位置ではなく端っこの方にいて、今日は早々たる面々の中このような場所なのでフワフワしていますが、すごく良い映画になっていますので、楽しんでご覧ください。

・倍賞さん
寒い中ありがとうございます。マスクをされている方もいらっしゃいますが、風邪には気を付けてくださいね。最後までごゆっくりご覧ください。

・松下さん
この映画は死について考えてしまうただただ悲しい映画ではなく、最後に観て良かったと思える映画だと思いますので、この時間を楽しんでください。

・村上さん
2年前に撮影してようやく今日という日を迎えられて、こんなに寒いとは思いませんでした。どうぞ、最後までごゆっくり。

・石橋さん
どうぞ映画を楽しんで下さいと言っても、題名が題名なんであまり楽しめないと思いますけど、一つの作品として最後までじっくりご覧ください。

・大森立嗣監督
お客さんに初めて観ていただく機会ですので、少し緊張しますけど。早々たる皆さんに集まっていただき、家族を撮っていたんだなと改めて感じますけど、ふと思い返すと温かい家族なのか、ヤクザ一家なのか…(笑)と、思ったりもしつつ、しかし温かい映画になっていますので、一筋縄にはいかないですけど楽しんでください。

―― 撮影は2年前に行われましたが、母と息子役として共演されていかがでしたか?

・安田さん
本当に光栄なことで。

・倍賞さん
いい息子で(笑)

・安田さん
穏やかなゆっくりとした時間を過ごせたなと。撮影した岐阜県大垣の風景だったり、大垣の皆さんの雰囲気であったり、倍賞さんの醸し出す雰囲気っていうのかな〜、すごくゆっくりと素敵な時間が流れていたなという思い出です。
さっき皆さんとお話したんですけど、2年前のことなのでほとんど覚えていないんですよね。何食べたっけ?みたいな。

―― 倍賞さん、撮影地の大垣で印象に残っていることはございますか?

・倍賞さん
すっごい暑い日で、走るところから始まり、私やっていけるのかなと。素敵な、良い時間を過ごせました。

―― いい息子だとおっしゃっていましたが。

・倍賞さん
こんなに母親想いの息子っているんですね。いいですね、いたらね。

・安田さん
これ実話ですからね。私がそうっていう訳ではないですけど。

(会場笑い)

・倍賞さん
安田さんがそうかと錯覚起こしちゃいますけど。

・安田さん
そう信じていただいた構わないんですけど、宮川サトシさんが描かれた実話です。宮川さんはいい息子さんだったんでしょうね。

・倍賞さん
安田さんも…

・安田さん
私はすぐに親元を離れましたんで…あんまり連絡もしないし…

―― 脚本を読まれた時の印象はいかがでしたか?

・倍賞さん
本当に忘れちゃっているんですよね。なんとなく覚えているのが、暑かったこと、アイスクリームが美味しかったとか…。でも、作品が温かかったとか、気持ち良かったというのは覚えています。温かいというのは“よく”覚えています。以上です!

―― 原作の中で、お母さんは倍賞さんに似ているというくだりがあり、倍賞さんはマストだとおっしゃっていたと。

・大森監督
それも漫画には描いてあったけど、全然気にしていなくて、それは都合のいいように(パンフレットにも)描いてあると思いますけど、単純に倍賞さんとお仕事がしたいと。だって、倍賞さんの出ている映画が大好きな映画がいっぱいあって、この人と一緒に仕事をしたいなっていうシンプルな想いです。

―― 穏やかな時間が流れているのは、真里の存在もあるのかなと感じますが。

・松下さん
穏やかな岐阜で伸び伸びと育った真里さんだと思いますし、何か優しさの中に厳しさもあるような女性だなと思って演じていましたけど、作品が進む中で男性陣はお母さんがいないとダメだなって日に日に感じていまして、やはり女性からすると男性っていくつになってもお母さんって偉大なんだなって。それが段々愛おしく、特にサトシさんを見ているとこの人のこと守ってあげないとって。そういう空気を安田さんが出してくださったので、私はふっと乗っかって真里さんを作り上げることができました。

―― そんな松下さんと共演して思い出に残っていることはございますか?

・安田さん
「私は奥さん役が多い。いつだって良い奥さんになる準備はできているんだけどな」って。そういう話をされた記憶はありますね(笑)。「色んなタイプの奥さんをやっているから」と。「“いつだって”いい奥さんになる“準備は”できている」って。

・松下さん
色々演じさせていただいたので、でもこのサッさんタイプの方は初めてでした。どこかちょっと子供に戻っちゃったみたいな部分があって、すごくそこが好きですけど、愛おしいなと。

―― スミマセン村上さん、今なにか…

・村上さん
合いの手で「おめでとうございます!」って、逃しましたね。

―― 兄弟のシーン、お父さんとのシーンはとても印象的でした。

・村上さん
これは打ち上げても言った恥ずかしことなんですけど、石橋蓮司さんという僕にとって大スーパースターなんで、小手先でいかないってことはオファーをいただいた時から決意し、決心して、入魂して…。

・石橋さん
素晴らしかったですよ。彼には全然愛されない親父だったんで、父親ってこんなに軽んじられるものなのかっていうくらい、いい加減にしろっていうくらい雑に扱われましたけど。僕は倍賞さんをずっと知っておりまして、非常に活力のある、倍賞さんがいると現場も明るくなる。その倍賞さんを失ってしまうという、一番失ってはいけない、我々が先にいかなくちゃいけない、倍賞さんは最後まで残ってなきゃいけない…。我々世代からすると、元気でいてくださいよって。まあ、これは映画だから…。いつまでも元気でいてくださいよって気持ちで演じていました。

倍賞美津子「アンタ、全部脱がせなさい!」感動シーン誕生秘話!

―― 監督が印象に残っているシーンは?

・大森監督
安田さん、倍賞さん、石橋さんが高い山の上で、倍賞さんが自分の気持ちを伝えるシーンがあるんですけど、すごく好きです。松下さんと安田さんのシーンなんですけど、彼女がかなり強くサトシに向かっていくシーンも好きで、あと最後の男三人のシーンも大好きです!

―― あの男性三人のシーンは私も涙が込み上げてきました…

・村上さん
込み上げてきたということは、流れてない???
惜しかったな…

(会場笑)

―― いや、恥ずかしかったんで、すみません、流れました…。あのシーンについては?

・大森監督
裸ですか。ちょっと迷ったんですよ。隠すのも大変だし、隠すのも大変だし、ちょっと迷っていたら、倍賞さんに「アンタ、全部脱がせなさい!」って(笑)。

・石橋さん
昔だったらいくらでも脱いだんだけど…、今はそれほどの肉体は持っていませんので。

・安田さん
すごく印象に残っています。僕の中では村淳さんですね。映像を観た時は作品として観るんですけど、向かい合っているので、テストから何度も何度も声が枯れるんじゃないかというくらいやられるので、村上淳さんという役者さんが持っているポテンシャルがぶつかってくる、お兄ちゃんの、役者の力を生でぶつけられて、ただただ涙が止まらなかったという思い出がありましたね。

・村上さん
もう少し聞きたいな。村上淳さんのくだり…

・安田さん
結構言いましたよ。

(会場笑い)

・安田さん
石橋さん、倍賞さんを差し置いて、村上さんの話でだいぶいきましたよ。その後、映画のタイトル「遺骨を食べたい」にちなんで、「食べたい!」と思うほど愛おしくてやまないモノをフリップで披露!

・安田さん
“葛飾”ですか?
ゴメン!!!

(舞台上、観客席、大爆笑!)

―― まず、安田さんは麦焼酎ということですが。

・安田さん
【麦焼酎】お酒って食べれるものなら食べてみたいって。飲むことしかできないじゃないですか。私は石橋さんと一緒で。

・石橋さん
【酒】僕は日本酒ですね。食べなくてもいいから酒ですね。だから、母の遺骨を酒に漬けたいみたいな。

・安田さん
監督はさらに…これは恥ずかしいですね!

・大森監督
【空に浮かぶもの】こういうファンタジーの質問じゃないから。子供の頃の…ねえ…

・村上さん
【現場 あらゆる】現場にいれば。現場でロケ弁食べればそれでいいです。

・松下さん
【ピアノ】実際にかじったことはないですけど、それくらい愛してやまないといえばこれかなと。

―― そして、倍賞さんは“葛飾”ではなく“葛餅”!

・倍賞さん
【葛餅】好きなんです、すごく。だから愛してやまないんです。きなこをかけて、ちょっとむせながら食べるのが大好きです。

最後に大森監督と安田さんからメッセージ!

・大森監督
日本で、世界で初めてのお客さんなので、面白いってことを拡散していただいて、みんなに教えていただいて大ヒットを願っています。今日はありがとうございました!

・安田さん
フォトセッションで『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の看板を持ちながら笑顔でいて、横から石橋さんが「このタイトルで笑っているって気持ち悪くない」っておっしゃるので、「すいません、すいません」と言いながら笑っていたんですけど、このタイトルですけど、観終わった時に笑顔でこの場所を後にしてもらえる映画なんじゃないかなと。私は実際そういう気持ちになりました。共演者の皆さん、大森組の皆さん、岐阜大垣の皆さん、そして原作者の宮川サトシさん、その奥さん、何より宮川サトシさんのお母様に感謝申し上げたいと思います。ごゆっくりご覧になってください。

(安田さん…)

(ありがとうございます!!!)

BEGINが歌う主題歌「君の歌はワルツ」が流れる中、会場からは大きな拍手がおくられ舞台挨拶は終了となりました。
映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は2月22日(金)全国順次ロードショーです。


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