映画『星屑の町』
小宮孝泰さん、渡辺哲さん、でんでんさん、有薗芳記さん、菅原大吉さん【インタビュー】

劇作家・演出家の水谷龍二さんとラサール石井さん、小宮孝泰さんが中心となり、「笑ってホロリとする作品」を作ることを目指し結成したユニット「星屑の会」によって1994年に第1作「星屑の町・山田修とハローナイツ物語」を上演。その後25年に亘って愛され続けた舞台「星屑の町」シリーズ(全7作)が、ハローナイツのメンバー変わらず、ヒロインにのんさんを迎えて映画化!遂に、映画『星屑の町』が3月6日(金)より公開中です。

今回は、ハローナイツメンバーの小宮孝泰さん、渡辺哲さん、でんでんさん、有薗芳記さん、そして物語のキーマン菅原大吉さんにお話を伺いました。映画同様に息ピッタリの皆さんの温かいトークをお楽しみください!

―――― 舞台で25年公演され、今回の映画化に至りました。映画化の経緯をお聞かせください。

小宮孝泰さん
25年前に初演しまして、映画化の話は初演してから2〜3年後には一度ありました。
結局その時は頓挫しまして、20年ぐらい映画化の話はなく、舞台はシリーズとして何作も続いていました。2年ぐらい前にのんちゃんをヒロインに迎えてやらないか?ということになり、また頓挫するんじゃないかと思ったけど、実現して良かったなって思います。

でんでんさん
俺たちも味わいが出てきたし。

全員
(笑)

菅原大吉さん
本当だね。味出しすぎだよ、25年って(笑)。

小宮孝泰さん
お年を召した方も含めて、幅広い世代に希望を与える映画でもあります!

―――― 今回映画化にあたり、のんさんをヒロイン・愛ちゃんとして迎えています。のんさんが加わったことについてこの作品にどんな変化がありましたか?

でんでんさん
やっぱり可愛いいよね。子供みたいな感じでね。皆で見守って。なんか俺たちが応援している気持ちみたいなものが作品にも出てるんじゃないかなって。そういう感じがするんだよ。

渡辺哲さん
現場で本当に可愛いかったです。

小宮孝泰さん
可愛いんだけど歌が結構ワイルドで、良いですよ。

―――― 歌のお話ですが、皆さんそれぞれこの作品の中で好きな曲を教えてください。

渡辺哲さん
「シャボン玉」ですね。新曲ですからね。

有薗芳記さん
「MISS YOU」かな。オリジナルが3つ入ってるんです。

でんでんさん
俺は「宗右衛門町ブルース」かな。

―――― 「MISS YOU」誕生の経緯や皆さんの思い入れをお聞かせください。

小宮孝泰さん
僕とラサール石井さんの昔からの知人である、放送作家の木崎徹さんがお芝居を観に来てくださり「懐かしいお芝居ですね」と。その方から“周回遅れのトップランナー”というキャッチフレーズをつけていただきました。その木崎さんが僕らにあて書きで作詞をしてくれた曲が「MISS YOU」です。要するに出会いです。僕らが元々知っていた方が観に来てくれて、その方が曲を提供してくれたんです。

―――― 「MISS YOU」はCDもリリースされています。

菅原大吉さん
一時カラオケにものっていましたよね?

小宮孝泰さん
あったかなぁ??

有薗芳記さん
大阪の番組とか行ったもんね。

でんでんさん
深夜の番組でしょ?行った、行った。
もしかすると、この映画がヒットすればまたみんなでバラエティー番組に出演出来るかもしれない!

小宮孝泰さん
出たいんだ!?

でんでんさん
俺は紅白に出たい。この映画と歌がヒットすれば。

有薗芳記さん
大変だよ、振り付けも間違えられないから(笑)。

―――― 楽屋で繰り広げられるシーンが中心でもありますが、映画ならではの撮影エピソードがありましたら教えてください。

でんでんさん
置き去りにされた(笑)。

小宮孝泰さん
早朝ロケが多くて、朝5時半に新宿駅西口に集合とかだったのですが、ある時、僕は5時半ぐらいに新宿西口着いたらでんでんさんがいらしていて「おはようございます」って。10分くらいしたら哲さんが来て「そろそろ迎えに来るよね」って言ったら、6時半ぐらいになっても迎えに来ないんです。「こりゃ、ダメだ」って言ってマネージャーとかプロデユーサーに電話したら「あっ、迎えに行くの忘れてました」って。60歳過ぎのおじいちゃん3人が新宿西口で待っていたんです。

でんでんさん
お互い顔を見て安心はしたんです。

小宮孝泰さん
三人で「これタクシーで行っていいのかな?」って悩んで。OKみたいだよって。それで仲良くタクシーに乗りました。

でんでんさん
あれ置き去りにしておいて、現場が動いてたらスゴイよね。

渡辺哲さん
動くわけないじゃん(笑)。

小宮孝泰さん
ちょっとの間気づかなかったらしい。
ずっとやっているお芝居だから、そんなにロケ中の失敗談はないですね。

―――― 舞台をベースにされているからですかね。

小宮孝泰さん
ベースというか、ほぼ台詞も変わってないんです。90%ぐらい。

渡辺哲さん
ほとんど変わっていないです。

小宮孝泰さん
基本的にはどんなに長いワンカットのシーンでも台本は持っていませんでした。

渡辺哲さん
リハーサル1回ぐらいやって、もう、すぐ本番ですね。

小宮孝泰さん
普通だったらあんな6ページの話はそれでは出来ないですけど。

有薗芳記さん
だから、映画で初めての居酒屋のシーンで皆NG出しまくった。

全員
(爆笑)

小宮孝泰さん
そこは1ページもないのに、全然進まない!

有薗芳記さん
途中から(春風亭)昇太さんが出演してくれているシーンですよね。

でんでんさん
別の話だけど、先日昇太さんに会ったよ!

小宮孝泰さん
世間話ですよ、それはダメでしょ(笑)。

全員
(爆笑)

―――― 一応皆さんは台本通りに進むまでやるのですか?

有薗芳記さん
勿論。でも、ちょっと呆れられていましたね。

でんでんさん
台本通りにパッと出された時に出来ないんですよ。みんな、もう把握出来ないから。

小宮孝泰さん
普通だったら出来るんですけど、ちょっと変になっていたかもしれない。新しい台詞だとガチガチでしてた。しかも、飲みながら食べながらのシーンだから。

菅原大吉さん
そんな素人じゃないんですから(笑)。