茜結「諦めない気持ちは大事」
映画『おかざき恋愛四鏡』インタビュー

独自の感性や視点を持つ新人クリエイターを発掘する映画製作プロジェクト《シネマ イン ソムリエ》の第五弾として公開されている映画『おかざき恋愛四鏡』。4本のオムニバス映画とブリッジドラマから構成されている本作は、実力派俳優、女優、グラビアアイドル、歌手、アイドル、舞台俳優など様々な分野で活躍するキャストが集結しています。

今回は、本作のオーディションでグランプリを受賞し、全4作の出演を勝ち取り、各作品で様々な女性を表情豊かに演じられた茜結(あかね ゆい)さんにお話を伺いました。昨年放送された有吉反省会でのカミングアウトの数々も話題になった茜さんの役者としての素顔をお楽しみください!取材にご同席していただいた川井田育美監督(『はちみつイズム』)からみた女優・茜結さん論(?)も必見です!

―――― 今回、岡崎市を舞台に選ばれた経緯を教えてください。

川井田育美監督
オーディションをして4本のオムニバスをやることと、監督も決まっていたんです。プロデューサーからは「製作費を4等分して好きなところで撮っていい」と言われて、場所も東京でもいいし、決まりはありませんでした。その時に、たまたま岡崎市からメールのご連絡があり、「うちの街で映画を撮りませんか?ロケハン代は出します」って、「じゃ、行こう!」って。

―――― ちなみに、タイトルの「おかざき恋愛四鏡」も語呂が珍しいと思ったのですが、このタイトルはどのように決められたのですか?

川井田育美監督
プロデューサーが「“おかざき”は入れよう!」と。“恋愛四鏡”は皆で考えた時に『セイブ・ザ・ガール』の市原監督からのアイディアとして候補になり、「それがいい」という事になりました。

―――― 鏡が映し出す四つの恋愛物語を見たら元気になれるかもしれないという設定ですよね、ありがとうございます。
そして茜さんの場合は、全ての4つのストーリーに全てご出演されていらっしゃると思うので、それぞれの物語において印象に残ったことをお聞きします。
1本目の作品が『セイブ・ザ・ガール』でマルチ商法の創設者・マナミ様役です。マナミ様から見た下々の風景、その一角にある消えそうな恋。それについて役者としての茜さん、役としてのマナミ様の感想をお聞かせください。

茜結さん
(笑)
元々、悪役をやったことがなかったのですが、台本を読ませていただいた時から台詞の言い回しとかが何となく自分の頭の中でイメージが湧き易いというか、分かり易い悪い奴だなって(笑)。パーティーシーンと控室に入ってのシーンとでは、キャラクターがガラっと変わるので、悪さが沢山出せてとてもやり甲斐がありました。

―――― マルチ商法の教祖様から見ると、世の中はこういう風に見えるんだよね、って感じですかね?

茜結さん
でも、監督とお話をさせていただいた時に、悪いというよりは、ここまでの地位になるまでの間にこの方も凄い努力をしてきたという裏があるので、完全な悪というよりも、「楽(らく)して稼げるなんて絶対にあり得ないぞ、バカ」って、そっちの方が強かったです(笑)。

―――― そういう意味で「簡単に稼げるわけないじゃん」って言葉があったわけですね。

茜結さん
「努力しろ!」と(笑)。