アメコミ映画初のオスカー候補となるか?「ワンダーウーマン」猛プッシュ

アメコミ映画初のオスカー候補となるか?「ワンダーウーマン」猛プッシュ

 全米大ヒット映画「ワンダーウーマン」の製作・配給を手がけた米ワーナー・ブラザースが、同作でアメコミ映画として史上初のアカデミー賞作品賞ノミネートを狙っているという。

 同作が高評価を得ていることに加え、映画芸術科学アカデミーが会員数を急増させているため、同スタジオはノミネートの可能性は低くないとみて賞レースにあわせ猛プッシュする見込み。米バラエティによれば、他のアカデミー賞狙いの作品と同様、宣伝キャンペーンや特別試写、視聴用DVDの配布などを行うという。作品賞のみならず、パティ・ジェンキンス監督の監督賞ノミネートも狙っているようだ。実現すれば、女性監督としては「ハート・ロッカー」(08)でオスカーを受賞したキャスリン・ビグロー以来の監督賞候補となる。

 ワーナーはかつて、クリストファー・ノーラン監督によるバットマン映画「ダークナイト」(2009)が批評家に絶賛されながらも、ノミネート入りを逃した。この“事件”がきっかけとなり、映画芸術科学アカデミーは作品賞のノミネート数を従来の5本から最大10本へ増大。その結果、エンタテインメント性の高い作品が作品賞にノミネートされやすくなり、「ゼロ・グラビティ」や「オデッセイ」などが候補入りしたが、アメコミ映画のノミネーションはまだ実現していない。

 DCコミックスの人気キャラクターの活躍を描いた「ワンダーウーマン」は、世界興収7億8600万ドルを記録(7月31日時点)。北米興収では、今夏公開の映画で第1位、DCエクステンデッド・ユニバース作品として「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」を抜き第1位、女性監督がメガホンをとった映画として第1位と、さまざまな記録を樹立している。日本では8月25日公開。

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