ヤン・イクチュン、初対面・東出昌大を見上げ「私もあと10センチ背が高ければかっこよく…」

ヤン・イクチュン、初対面・東出昌大を見上げ「私もあと10センチ背が高ければかっこよく…」

 韓国のヤン・イクチュンの長編初監督作「息もできない」特別上映会が8月7日、東京・新宿ピカデリーで開催され、来日中のヤン、俳優の東出昌大が出席した。

 2010年に公開された本作は、愛を知らず社会の底辺で生きてきた男サンフン(ヤン)が、心に傷を抱える孤独な女子高生のヨニ(キム・コッピ)との出会いを通して、家族のしがらみと向き合う姿を描いた。

 この日が初対面の2人。本作のファンだという東出は、「一番好きな韓国映画です」と熱い思いを伝える。ヤンは、東出の俳優デビュー作「桐島、部活やめるってよ」について触れ「無表情ななかにも重みを感じられる演技が印象的でした」と称賛。さらに、東出を見上げると「私もあと10センチ背が高ければ、かっこよく東出さんのように表現できると思うのですが(笑)。僕の場合は本当に苦労しなければいけません」とぼやき、笑いを誘った。

 「2人の共演の可能性」という話題があがると、東出は「そんな話がもしあるならばありがたいです」と意欲満々。一方のヤンは、「もし実現するなら、『ロード・オブ・ザ・リング』のような感じで、CGで東出さんをホビットにして、私をガンダルフみたいにして、一緒に出演できたら」と、再び“身長差ネタ”を持ち出す。場内が爆笑に包まれるなか、東出も「ぜひ!」と乗っかっていた。

 ヤンは日本映画界との関わりも深く、在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が手がけた「かぞくのくに」(12)、宮藤官九郎の監督作「中学生円山」(13)などに出演。現在は、菅田将暉とともにダブル主演を務めた2部作の映画「あゝ、荒野」が公開待機中だ。

 「あゝ、荒野」では、ヤンはボクシングに挑戦したため「去年撮影した映画。撮影時は、今よりも10キロ痩せていたんです。今はお腹がこんなに出てしまったのですが。去年撮影した時は本当に頑張って運動もしましたし、ボクシングもしました。菅田さんと、し烈な撮影を乗り切ったので、この作品が皆さんにどんな風に伝わるのか気になっています」と言うと、お腹を突き出して“メタボ腹”をアピール。茶目っ気たっぷりの姿に、場内は大盛り上がりだった。

 「息もできない」特別上映は、8月10日まで新宿ピカデリーで開催。「あゝ、荒野」は前篇が10月7日、後篇が同21日から公開される。

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