ごみを減らす目標値に届かない可能性が出てきたことから、会津若松市は「ごみ緊急事態宣言」を出し市民や事業者にごみの減量を呼びかけることにしています。

会津若松市では2025年度中に、1日あたりのごみの排出量を82.1トンに減らす計画ですが、昨年度は98.2トンでした。このままでは、2026年3月に完成する新たなごみ焼却施設で処理きる量に支障がでる恐れがあるということです。そのため、市では今月中に「ごみ緊急事態宣言」を出し、6月から11月までを緊急減量期間に設定し、市民に対しては、燃やせるごみの半分を占める生ごみの減量やリユース・リサイクルを、事業者に対しては、古紙のリサイクルや食品ロス対策を呼びかけたいとしています。今月20日に開かれる議員全員協議会で正式に承認される見通しです。ただ、今後、目標が達成されない場合はごみ処理の「有料化」も検討しているということです。