矢祭町長を24年にわたり務めた根本良一さんが21日、亡くなりました。86歳でした。

根本さんは、1983年から2007年まで24年にわたり矢祭町長を務め、全国的に注目される政策を次々と打ち出し、地域の魅力づくりに奔走しました。

国が進めていた「平成の大合併」では、合併しても町は豊かにならないと「合併しない宣言」をして全国的にも注目されました。

また、2002年に稼働した「住民基本台帳ネットワーク」では個人情報の漏洩のリスクなどがあるとして接続を拒みました。

ほかにも第3子が生まれた家庭に百万円を贈ったり、全国から本を募って10分の1の予算で図書館を整備したりするなど画期的な様々な政策を実施しました。