調査報道とファクトチェックに取り組む「InFact」(運営:NPOニュースのタネ)は23日、「《週刊》ネット上の情報検証まとめ」で、インターネット上で最近話題になった"要注意"情報を発表した。

 取り上げられたのは、9月14日、Twitterの一般ユーザーによる「結構知られてないけど、PCR検査受けた時点で陽性陰性関係なしに団信入れなくなるから住宅ローン組めなくなるからね……嘘やろと思ったけど銀行の人が言うからマジだった……」などとする投稿(削除済み)。

 「ネット上の情報検証まとめ」はこの投稿について、「団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの利用者が死亡や重い病気などで返済困難になった場合に、保険会社が代わりに銀行等へ残金を支払いローンを返済する仕組み。

 ねとらぼは第一生命と日本生命に加え、匿名の銀行関係者に取材。PCR検査を受けただけで結果に関わらず団信に加入できなくなるという言説はいずれも否定している。他の保険会社では異なる対応をしている可能性は残るが、少なくとも一律に住宅ローンを組む手段が無くなるわけではない。

 また、仮に新型コロナウイルスに感染したとしても、第一生命では完治後であれば、日本生命では入院中や入院予定でなければ、それぞれ保険加入は可能だとしている。一方、日本経済新聞の6月の記事によれば一度感染を経験した人の加入を拒否する保険会社もあるといい、個別のケースで確認が必要だ。」とした。

 その他に紹介された真偽不明情報は、次のとおり。詳細は「《週刊》ネット上の情報検証まとめ」(毎週水曜掲載)で確認できる。

●「厚労省HPからマスクのマークが消えた」
 =マークは元々無し マスクは咳エチケットに含まれ推奨

●「中国の公人に日本の税金を支払う福岡市」
 =記事は2012年で既に受け入れは中止

●「菅官房長官公式アカウント」
 =本人アカウントは別に存在

●「モネは40代で画業に入った」
 =10代のうちに画家に専念

記事全文:https://fij.info/archives/8025
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